歯列矯正

やってよかった歯列矯正！治療してよかったこと8選＆意外なメリットも！

大人の歯列矯正

更新日：2024.03.21 |
公開日：2024.03.21

「矯正をやってよかった！」という声を聞くと、歯列矯正をしたいと思う方も多いのではないでしょうか。

治療をするからには絶対にうまくいきたいですよね。今回は矯正をやってよかった！と思った理由を紹介していくので、参考になれば幸いです。

ただ、歯列矯正をやらなきゃよかったと思った方もいるのも事実。後悔を減らすコツも紹介しているので、ぜひ最後まで目を通してみてくださいね。

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歯列矯正をやってよかった理由8選

歯列矯正をやってよかったという理由としては以下の8つが挙げられます。

自分に自信が持てるようになり笑顔が増えた
口元が整った
歯磨きがしやすくなった
褒めてもらえるようになった
会話がしやすくなった
食事がしやすくなった
集中力が増すようになった
健康的になった

ひとつずつ見ていきましょう。

1.自分に自信が持てるようになり笑顔が増えた

歯列矯正をされる方の多くは、歯並びにコンプレックスを抱えています。

そのため、矯正治療によって歯並びが整うことでコンプレックスが解消されやすくなります。

歯並びが綺麗になっていくのを見てだんだん楽しくなってきたり、口元を隠すことなく思いっきり笑えるようになったなどポジティブになりやすいです。

歯並びが綺麗になると、口元が整ってくるので自信が持てるようになり、積極的に他人と話せるようになることも。

2.口元が整った

出っ歯のせいで口元がモコっと出たり、噛み合わせが悪い事でしゃくれて見えることも。症例にもよりますが、歯列矯正で歯並びがキレイになる事で口元が整った印象になる場合があります。

また、歯列矯正をすると噛み合わせにもいい影響が出やすいです。噛み合わせが崩れていると顔の左右非対称を招く可能性があるため、矯正治療によって顔の歪みも解消されやすくなります。

3. 歯磨きがしやすくなった

デコボコの床を掃除するよりも、まっすぐきれいな床を掃除する方が楽ですよね。

歯並びと歯磨きの関係も同様です。ガタガタしていると歯ブラシが当てづらく、磨き残しがなりがち。余計な力が加わって歯ぐきが下がってしまったり、知覚過敏を引き起こす可能性もあります。

歯列矯正で歯並びが綺麗になると、歯ブラシが当てやすくなるので歯磨きが楽になり、磨き残しも少なくなりやすいです。

4.褒めてもらえるようになった

矯正治療後、歯並びが綺麗になると周りからほめられることが増えます。

「キレイな歯並びになったね」「笑顔がかわいい」といったプラスの声掛けをしてもらう機会が増える方も。

5.会話がしやすくなった

歯並びがガタガタの場合、唇や舌の動かせる範囲に制限がかかりやすく、発音や滑舌に悩みを抱えてしまうケースもあります。他人と会話すると聞き返されたり、うまく話すことができないといったトラブルにつながることも。

歯列矯正すると歯並びが良くなって自然と唇や舌が動きやすくなります。はっきり話すことができるようになるので、会話にも余裕が生まれるでしょう。

6.食事がしやすくなった

歯並びが悪いと、硬いお肉を噛み切れなかったり、麺を前歯で切ることが難しい場合があります。また、歯と歯の間に物が挟まりやすくストレスに感じることも。

歯列矯正をして歯並びが綺麗になると、こんなにもちゃんと食べられるようになるのかと感動する方もいます。物が挟まりにくくなるので、食事がしやすく感じるはず。

しっかりとよく噛めるようになるので、消化がされやすく胃の負担が減る効果もあります。また、将来的に認知症の予防にも繋がるので全身の健康増進にもなるでしょう。

7.集中力が増すようになった

一見、歯並びと集中力は無関係に思えますが実は深い関係があります。

しっかり噛むことで、判断力や集中力を司る前頭前野や、記憶力を司る海馬の血流が良くなって勉強や仕事の効率がアップするといわれています。噛むという動作が脳へ刺激として伝わり、活性化に繋がるのです。

歯並びが悪く、いまいち仕事や勉強に身が入らないという方は、もしかしたら噛み合わせの悪さも原因になっているかもしれません。

8.健康的になった

歯並びが悪く、噛み合わせが不安定だと全身の不調を招いている恐れがあります。具体的には、顎関節症、頭痛、肩こり、自律神経失調症、猫背、睡眠時無呼吸症候群などです。

歯列矯正で歯並びが良くなることで、それらの症状の改善に繋がる可能性があります。

実際に歯列矯正をした方の声

アットスマイル矯正で実際に矯正治療を行った方の声をご紹介します。

美容インフルエンサーのあやのさん（Intagram：@aya40_official）が1年間の治療を終えての感想を聞かせてくださいました。

歯列矯正して良かった事は？

あやのさん「笑顔が増えた気がします。最近はいろんな人から矯正期間や費用など歯列矯正について聞かれることが多いです」

矯正前の自分に伝えたいこと

あやのさん「もっと早くやればよかった。特に親知らずを抜いた時点でやってよかったと思う。気になったら早くやるべき」

さらに感想を知りたい方は下記の記事に詳しく書いているので、是非参考にしてみてくださいね。

歯列矯正をやらなければよかったという声はある？

歯列矯正をやってよかった！という声がある一方で、歯列矯正に後悔を感じている方もいます。

ですが、後悔している理由をしっかり把握しておくことで、対策をとることができたり、あらかじめ回避することが可能になってきます。

どんな理由があるのか、一つずつ確認していきましょう。

後戻りしてしまった

移動した歯は元に戻ろうとする性質があるので、放っておくと歯が元の位置に戻ってしまいます。そのため、せっかく歯並びが綺麗になったのに、後戻りが生じてガタガタの歯並びに戻ってしまう可能性が高いです。

後戻りを防ぐため、矯正治療後には保定装置（リテーナー）といって歯の位置を変えないための装置を装着して一定期間過ごす必要があります。

きちんとリテーナーを装着していれば、後戻りの心配をする必要はないでしょう。

思ったような仕上がりにならなかった

歯列矯正したときに、理想の仕上りを期待する方がほとんどではないでしょうか。

ですが、思ったような仕上がりにならなかったと感じる方がいるのも事実です。

こういった後悔を防ぐために重要なのは、歯科医師とのゴールのすり合わせです。

自分がどのようになりたいのか、実際にどれぐらい希望に近づけられるのかをしっかりと歯科医師と確認しておくことが大切です。

治療期間が延びた

歯列矯正の期間は、予定通りにいくことももちろんありますが、長引く可能性もあります。治療期間の目安は約1～3年ですが、個人差が大きいです。思うように歯が動かなかったり、治療途中で虫歯や歯周病の治療が必要になって矯正治療が中断したケースなどもあります。

そのため、矯正期間は伸びる可能性があることを念頭に予定を組んでおきましょう。

結婚式や留学の予定がある場合は、余裕をもった計画を立てておくと安心です。

大切な予定が控えているときは、歯列矯正する時期は十分に検討しましょう。

費用が高額になった

矯正期間中には契約していた矯正費用のほかに追加費用が発生する可能性があります。その追加費用が大幅にかかり、思ったよりも高額になってしまったというケースも。

矯正費用に加えて、追加費用が発生する可能性があるのは以下の項目です。※クリニックによって費用形態は異なります。詳しくは各クリニックにお問い合わせください。

抜歯
アンカースクリュー（インプラントアンカー）や拡大床などの補助器具の使用
治療期間の延長
虫歯、歯周病の治療
矯正装置を無くした・壊した
来院ごとの調整料
リテーナー費用

あらかじめ追加で費用がかかることがあるのか、追加ならどれぐらい費用がかかるのか契約の段階で確認するようにしましょう。

想定よりも高額な費用を支払うことになってしまった場合、貯金がなくなってしまったり、生活が苦しくなってしまうことも考えられます。

支払い方法は歯科医院によって異なります。現金一括支払いだけではなく、クレジットカードの分割払いやデンタルローンに対応している医院も多いので、ご自身のお財布事情に合わせて費用を払えるようシミュレーションしておきましょう。

矯正中のストレスがつらかった

歯列矯正中のストレスはないに越したことはありません。ですが、残念ながら治療中の方はストレスを感じやすい傾向があります。具体的には以下のようなものです。

痛い
好きなものが食べられない
見た目が気になる
ずっと噛み合わせに違和感がある
ケア・あるいは管理が大変

特に開始直後は歯が動く痛みや装置が当たる痛みでストレスを感じやすいです。矯正装置によっては食べるものに注意しなければならなかったり、目立つ見た目が気になったりすることも。

矯正装置は大きく分けて二つ。マウスピース矯正とワイヤー矯正があります。痛みの程度や食事面、見た目の問題でストレスを感じやすいのは、どちらかといえばワイヤー矯正でしょう（※ストレスの感じ方には個人差があります）。

痛みや見た目が気になり、食事を気軽にしたい場合はマウスピース矯正がおすすめ。

ただし、マウスピース矯正の場合は自己管理が重要で、1日の装着時間が22時間以上なことや、食後は歯磨きのほかマウスピースを洗う必要があるため、どちらの矯正装置がいいのかは歯科医師によく相談してから決めましょう。

マウスピース矯正とワイヤー矯正のメリット・デメリットが気になる方には下記のコラムがおすすめです。

それでも歯列矯正をしたほうがいい理由3選

歯列矯正をしてよかったという声も、やらなきゃよかったという声も両方存在します。自分が治療を受けるときに失敗するリスクを考えると、どうしても一歩を踏み出せない方もいるかもしれません。

それでも、歯並びの悪さを治療したほうがいいメリットの方がデメリットを上回る事がほとんど。歯列矯正をしたほうがいい理由を3つ紹介します。

放置すると虫歯、歯周病、口臭のリスクが高くなる

歯並びが悪いと歯と歯の重なりが強いなどの理由で歯ブラシが当てにくく、磨き残しが増える可能性が高いです。よく噛まずに食べてしまうことも多く、唾液で磨き残しも流れていきません。それにより虫歯や歯周病が発生してしまうため、歯並びの悪さはお口の中の健康を損なうリスクが高いのです。

また、磨き残しがあると、口臭の原因にもなります。歯列矯正で歯並びを良くすることは、虫歯や市種苗のリスクを減らして将来的に歯を守ることに繋がりますし、口臭を気にしなくてすむというメリットもあります。

コンプレックスの増大を防ぐ

歯並びが悪いと、どうしてもコンプレックスに感じやすいです。見た目や滑舌の悪さなどが原因で、自分に自信が持てなかったり、誰かと会話するのが億劫になることも。

全身の不調に繋がる可能性を減らす

歯並びの悪さが全身の不調を招く原因になってしまうことがあります。

噛み合わせのバランスが悪いと、口元の筋肉だけではなくそこから繋がる顔や肩、全身の筋肉のバランスも崩れやすくなります。顎関節症を引き起こしたり、姿勢の悪さや肩こりの原因になることも。

食べ物を上手く噛めずに飲んでしまうので、胃腸炎などの原因になったり、口呼吸を引き起こしやすいことから鼻炎などの疾患につながってしまうこともあります。

歯列矯正で歯並びと噛み合わせのバランスを整えることで、全身の不調を改善あるいは予防へと一役買う可能性があります。

歯列矯正をやってよかった！となるために大切ななポイント8つ

自分に合った歯科医院を選ぶ

歯列矯正は短くない期間、高額な費用を支払って治療を行います。そのため、自分に合った歯科医院を選ぶことが何よりも重要です。ささいな悩みを打ち明けられるような雰囲気があるかどうか、ドクターやスタッフと信頼関係を築けているかどうかが歯列矯正を成功させるための大切なポイントです。

長い間治療を行うので、不安なことや心配事もでてくるでしょう。ちょっとしたことでも相談できる医院であれば、安心して治療を続けることができます。

治療開始前にクリニックの雰囲気を確かめておくことをおすすめします。

どんな歯科医院を選べばいいのか、具体的なポイントについては以下のコラムで詳しく解説しています。ぜひ一緒にチェックしてみてくださいね。

関連記事：矯正歯科はどう選ぶ？良いクリニックの選び方と気を付けるべきポイント

自分に合った矯正方法を選ぶ

歯列矯正にはさまざまな治療法があります。装置を大きく分けるとマウスピース矯正とワイヤー矯正の二つ。部位で分けると全体矯正と部分矯正があります。

歯並びによって自分に合う矯正方法は異なります。矯正治療は非常に複雑で個人差が大きいため、自分でどの矯正方法が最適なのか探すのは非常に困難です。

まずは、歯科医に相談してみて自分に合った治療法を教えてもらいましょう。

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インタビュー・体験談

困ったときはすぐに担当ドクターに相談する

困ったことが出てきたときに、すぐに対処しないとのちのち大きな問題になることもあります。

疑問点や心配ごと、困りごとが出てきたときは、遠慮せず速やかに相談するようにしましょう。

先延ばしにしないことで、矯正治療の後悔を減らせる可能性があります。

矯正中は特にお口の中の清潔に気を配る

矯正治療中は、歯に装置が入っているので何もしていないときよりも虫歯や歯周病のリスクが高くなりやすいです。

食後は必ず歯磨きを行いましょう。その際。歯ブラシだけではなくフロスや歯間ブラシ、タフトブラシなどの清掃補助用具を使って丁寧にお口の中を綺麗保つ努力が大切です。

定期的に通院をする

矯正期間中は、1～3カ月に1回の定期的な通院が大切です。

問題がないからといって通院をサボると、思わぬトラブルが発生してしまうこともあります。

歯科医院では歯の動き方をチェックするだけではなく、虫歯や歯周病が発生していないかどうか、矯正装置に問題がないかどうか、患者さんに不安がないかどうかなどを確認しています。

クリーニングをしてお口の中を綺麗に保つのにも大切な通院でもあるので、忘れずに通ってくださいね。

スケジュールに余裕を持っておく

矯正治療は予定通りに終わることもあれば、長引くこともあります。

予定が後ろ倒しにならないよう、結婚式や引っ越しなど重要なイベント事のスケジュールを組むときは余裕をもって行いましょう。

リテーナーをきちんと装着する

左：取り外しができるタイプ　右：固定するタイプ

歯を動かす矯正治療が終わると、すべて終わったように感じるかもしれません。ですが、後戻りを防ぐことも「歯列矯正をやってよかった」となるために必要になってくるでしょう。

後戻りを防ぐためにはリテーナーをしっかり装着しておくこと。

リテーナーには取り外しができるタイプと、歯の裏にワイヤーを固定するタイプがあります。

リテーナーの使用期間は、おおよそ「矯正治療期間＋半年」ほどが平均的です。個人差がありますので、歯科医師の指示に従いましょう。

ただし、矯正治療終了後間もないうちは、歯がとても動きやすい状態です。そのため、1年ほどは少なくとも1日20時間以上の装着が必要です。その後、徐々に着用時間を短くしていきます。

セカンドオピニオンという手も

歯列矯正におけるセカンドオピニオンとは、治療途中や完了した歯列矯正治療について、その治療方法が適切かどうかを、第三者の医療機関で聞くことができる方法です。

矯正方法に疑問があり、担当医に相談しても解決できないと思ったときにはセカンドオピニオンを使うという方法もあります。他の歯科医師に意見を求めることができ、矯正治療のお悩み解決に繋がることもあります。

まとめ

歯列矯正をすることで見た目の変化だけではなく、全身の健康やメンタル面などでもいい影響が出る可能性が高いです。

とはいえ、自分にはどんな矯正治療が合っているのか、どれぐらいの期間や費用がかかるのか判断するのは困難。

「矯正治療をしてよかった！」と思えるためには、最適な治療を受けられるよう歯科医院選びが大切です。疑問をしっかりと受け止め、歯列矯正のメリットだけではなくデメリットについてしっかりと説明をしてくれる歯科医院に出会うことが、治療を成功させる1番のコツといっても過言ではありません。あなたのお悩みに親身になって相談にのってくれ、適切な診断をしてくれる歯科医院で治療を受けましょう。

アットスマイル矯正では初回相談が無料でできます。あなたの歯科医院探しのために、是非活用してみてくださいね。

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治療内容：透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項：
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る（後戻り）場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1～3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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