歯列矯正

部分矯正なら安くできる?デメリットはあるの?症例もあわせてご紹介します!

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部分矯正といえば「安くて早く済みそう」「気になるところだけ手軽に治せる」というイメージをお持ちの方が多いと思います。

確かに全体矯正に比べると部分矯正はハードルが低く、始めやすいメリットがあります。気になる前歯を治すだけでも、自信につながることもありますよね。

しかし、デメリットも併せて理解しておかないと、思っていたのと違う結果にもなりかねません。

そこで今回のコラムでは、部分矯正を考えている方に役立つ以下の内容を解説します。

  • 部分矯正の費用。10万円でできる?
  • 部分矯正のメリット・デメリット
  • 部分矯正で失敗する人と注意点

部分矯正で前歯が整った症例や全体矯正の症例との比較も紹介しているので、自分の歯並びは部分矯正で治せるか気になっている方は必見です。


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まずは詳しく見てみる

目次

部分矯正できる人・できない人

部分矯正できる人部分矯正できない人
  • 軽度の出っ歯、受け口
  • 軽度のデコボコ
  • 噛み合わせに問題のないすきっ歯
  • 全体矯正後の後戻り
  • かぶせ物をする前の矯正
  • 重度の出っ歯、受け口
  • 歯の重なりが大きいデコボコ
  • 骨格や噛み合わせに問題があるケース
  • 開咬、過蓋咬合
  • 左右の非対称が大きい

※歯並びの状況によってはこの限りではありません。

部分矯正は、前歯など一部の歯のみを動かす矯正方法です。歯1~2本から、犬歯から犬歯までの前歯6本(上下合わせて12本)を対象とすることが多いです。

主に、前歯が並ぶスペースがわずかに足りないような、ごく軽度の歯並びのズレや、矯正後の後戻り、かぶせ物を安定させるため歯並びを微調整する場合などに適しています。

逆に、歯を並べるスペースが大きく足りない重度の歯列不正や、骨格・噛み合わせに問題があるケース、奥歯や舌の癖に問題がある開咬や過蓋咬合などは部分矯正には不向き。これらのケースでは、しっかり歯並び全体を治療できる全体矯正や、場合によっては骨格から噛み合わせを治す外科矯正が必要になることもあるでしょう。

実際に、部分矯正をした症例と全体矯正をした症例をそれぞれ見てみましょう。アットスマイル矯正の症例をご紹介します。画像クリックで詳細が見れます。

【部分矯正をした症例】

20代女性の部分矯正の症例です。奥歯の噛み合わせに問題のないすきっ歯であれば、短期間で治療を完了することができます。


【全体矯正をした症例】

この方は30代の女性で、前歯のデコボコと出っ歯を改善するため全体矯正を行いました。奥歯の噛み合わせから歯並び全体を整えることで前歯がしっかりと引っ込み、口も閉じやすくなっています。

治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

症例をもっと見る

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上記の症例のように、前歯の悩みであっても歯並び全体を矯正しなければならない場合もあります。

全体矯正するべき歯並びで無理やり前歯のみ部分矯正をした場合、歯が収まるスペースが足りず余計に歯が前に飛び出てしまうことも。

ご自身では部分矯正で治せると思っていても、実は噛み合わせや骨格など思わぬところに根本原因がある場合もあります。

部分矯正で治せるかどうかは、歯科医師による適切な診断が必要不可欠です。

私の場合は部分矯正で治せる?どんな治療が必要なの?

ご自身が部分矯正で治せるのか、また歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道!

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

アットスマイル矯正なら初回相談が0円!さらにアットスマイル矯正には、審美面についても考慮した矯正治療を行うドクターが在籍しています。

「自分は部分矯正?全体矯正?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。

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インタビュー・体験談


部分矯正の費用は?10万円で済むってホント?

部分矯正は全体矯正よりも安くすむ場合がほとんどです。矯正装置の種類別の費用目安と、全体矯正の場合との比較を表にまとめました。

矯正装置の種類
歯列矯正全般
部分矯正全体矯正
ワイヤー矯正表側矯正約30~60万円約60~150万円
白色矯正約40~80万円約80~150万円
裏側矯正約50~90万円約100~170万円
マウスピース矯正約10~40万円約40~130万円

※これらはおおよその目安であり、歯並びや口周りの状況などによって個人差があります。

部分矯正でも、全体矯正と同様にワイヤー矯正(表側・白色・裏側)、マウスピース矯正のどの装置でも治療することができます。

装置別の費用では、裏側矯正>白色矯正>表側矯正>マウスピース矯正の順に安くなっていく傾向。

また、上の歯だけ・下の歯だけ(片顎)の部分矯正であれば、上下両方の場合の約半額で対応してくれることもあります。

しかしながら、クリニックによって料金体系は大きく異なります。歯の本数で値段を設定しているのか、片顎ごとに値段を設定しているのかなどさまざまであり、取り扱っている装置も異なります。

詳しい費用についてはクリニックごとに確認、および歯科医に診断してもらうことが必要です。

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例:アットスマイル矯正の料金

アットスマイル矯正では奥歯の噛み合わせまで治療できます。目安金額は約30~60万円程度で、症例の複雑さや難易度によって金額が変わります。

料金ページ

部分矯正なら10万円でできる?

結論から言うと、実際に10万円で部分矯正ができるのは以下のような場合などで、かなり限定的。可能性としては低いと考えておいたほうが良いでしょう。

  • 前歯1~2本ほどの超軽度な症状
  • 矯正後の軽度の後戻り
  • クリニック独自のモニター価格の場合

なぜなら、ご自身で気になっているのは1~2本であったとしても、歯を並べるには他の歯も動かす必要があることが多いからです。また、別途診察費や保定装置代などがかかって、結果的に10万円ではおさまらないケースもあり得ます。

目先の安さだけで選んでしまうと、思っていたより費用がかかったり理想の歯並びにならない可能性もありますので、あとで後悔しないよう、信頼できる歯科医師にきちんとご相談されることをおすすめいたします。

矯正費用を抑えるコツはある?

「部分矯正でも結構費用がかかりそう」「全体矯正だと高いから部分矯正ができないと診断されたら歯列矯正をあきらめようかな」なんて思ってしまっていませんか?それ実は非常にもったいないかも!

歯列矯正の費用はコツを抑えれば、支払いの負担を軽くすることもできます。

  1. 医療費控除を申請する
  2. クレジットカード分割払い 
  3. デンタルローンを利用する
  4. クリニック選びをこだわって費用の負担を減らす
  5. 矯正中の努力で治療費を増やさない!

それぞれについて、こちらのコラムで詳しく解説しています。高額だからと治療を諦める前にぜひチェックしてみてくださいね。

関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!

部分矯正でどこまで変わる?

部分矯正は、犬歯から犬歯までの前歯6本(上下あわせて12本)を治療対象とすることがほとんどのため、歯を動かせる大きさは限られています。つまり、変化の程度にも限界があると言えます。

歯並びの見た目の変化度合い

すきっ歯を治療した口元のイメージ

歯並びの見た目は前歯の様子が重要であるため、部分矯正でも変化を感じられる可能性が高いでしょう。特にすきっ歯は、軽度でも審美的に気になる人が多いので、わずかな変化であっても見た目が改善したと感じることが多いです。

口元のコンプレックスが解消されば、笑顔が増えたり自信につながるというメリットも。

ただし、出っ歯を大きく引っ込めたり、笑った時の歯ぐきの見え具合や左右のアンバランスを改善したりすることは、部分矯正では難しいです。

顔立ちや横顔の変化度合い

※画像はイメージであり一例です。

横顔の美しさの指標として「Eライン」がありますが、部分矯正ではEラインが改善するほどの大きな変化は見込めない可能性があります。

Eライン(esthetic line:エステティックライン)とは、鼻先とアゴの先端を結んだ線のこと。一般的には唇の先がこのEライン上にあるか、少し中に入っている状態が理想的な横顔とされています。

出っ歯や受け口など前歯が突出していると、唇がEライン上から外れてしまいがち。部分矯正でもある程度は前歯を引っ込めることはできます。ですが、Eラインを改善するには、歯を並べるためのスペースを十分に確保したうえで、前歯全体を後ろに引っ込めなければなりません。そのため、全体矯正が必要になることがほとんどです。

さらに部分矯正では、歯並びを後ろに動かすことができないため、スペースが足りないまま歯を並べようとすると、逆に歯が前に出てきてしまう可能性もあります。

フェイスラインや顔立ちの歪みには、奥歯の噛み合わせの状態が関係しているので、奥歯を動かせない部分矯正での顔立ちの変化はあまりないでしょう。

全体矯正を行ってEラインが改善した症例をご覧ください。

この方は、アットスマイルのマウスピース矯正で全体矯正を行いました。噛み合わせから整えたことでしっかりと前歯が引っ込み、横顔のEラインにも改善が見られます。

部分矯正ですと、ここまでの大きな改善をすることは難しいでしょう。

治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

症例をもっと見る

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【あわせて読みたい】

噛み合わせの変化度合い

噛み合わせは奥歯の状態も含めた上下の歯の位置関係によって成り立っているので、奥歯を動かせない部分矯正では変えることはできません。

噛み合わせが悪いまま前歯だけ部分矯正で治しても、後戻りを起こしやすいというデメリットもあります。

さらに、上の歯だけ、下の歯だけといった片アゴの部分矯正の場合、上下の歯の関係性が変わってしまうので、噛み合わせが崩れてしまう恐れも。片アゴの部分矯正を希望するのであれば、歯科医師と十分に相談し、慎重に判断しましょう。

滑舌の変化度合い

部分矯正で前歯のすきっ歯を改善すると、歯のすき間から息が漏れることがなくなり、はっきりと発音しやすくなります。コミュニケーションを円滑にすることにもつながるでしょう。

また、ワイヤー矯正で部分矯正をする場合、矯正装置をつける範囲が全体矯正よりも狭いので、治療中も発音の邪魔になりずらく、会話しやすいというメリットも。

マウスピース矯正の場合は部分矯正であっても装置が歯並び全体を覆うため、治療中の滑舌については全体矯正の場合と変わりないです。

舌の筋力がない・間違った舌の癖などの問題がある場合には、歯列矯正と同時に舌やお口周りのトレーニング(口腔筋機能訓練:MFT)が必要なこともあります。

身体の状態

部分矯正で身体の状態にまで影響を及ぼすことは、ほとんどありません。なぜなら、部分矯正では噛み合わせを治すことはできないからです。

歯の矯正をした人の中には、「慢性的な頭痛や肩こりが改善した」「姿勢がよくなった」などと感じる方もいますが、それは噛み合わせを整えたことによる影響と考えられます。

噛み合わせを正しくすると、アゴからつながる全身の骨や神経などへの負担が軽減され、慢性的な不調が改善する場合もあるのです。

【あわせて読みたい】マウスピース矯正による変化を写真で紹介!何カ月目から変化を感じられる?

部分矯正の治療期間

歯列矯正の種類
部分矯正全体矯正
治療期間の目安約2ヶ月~1年約1年~3年

※あくまで目安であり、個人差があります。

部分矯正は歯を動かす範囲が狭く、複雑な動きもないので全体矯正に比べて治療期間が短くなる傾向があります。

【あわせて読みたい】マウスピース矯正の期間はどれぐらい?早く終わる歯並び、長くかかる歯並びの違いはあるの?

部分矯正のメリット・デメリット

ここまでで述べてきたことを踏まえて、部分矯正のメリットとデメリットを一覧表にまとめました。

〇 メリット

・治療費が安く済みやすい
・短期間で治療が完了しやすい
・痛みや違和感が少なめの傾向
・見た目の気になるところだけ治せる

× デメリット

・噛み合わせは治せない
・治療できる歯並びが限られている
・横顔やフェイスラインの大きな変化は見込めない
・出っ歯になったと感じることもある
・噛み合わせが悪いままだと後戻りが起きやすい
・歯を削る処置(IPR)をすることが多い

※歯列矯正において歯を削る処置(IPR)は、部分矯正だけでなく全体矯正であっても一般的によく行われている方法で、臨床的に安全性が確認されています。

歯を削ると言っても、歯の一番表層のエナメル質のわずかな部分をやすりがけするのみで、見た目にも大きな変化はなく歯に大きなダメージを残すこともありません。

IPRの詳細については、こちらのコラムにまとめていますので、歯を削るのが心配という方はぜひ併せてご覧ください。

関連コラム:マウスピース矯正で歯を削るとどうなる?リスクや失敗例も合わせてIPRについて詳しくご紹介

部分矯正で失敗する人ってどんな人?

部分矯正はあくまで前歯のわずかなスペース不足が原因の歯列不正に適しているため、歯並びが乱れた原因が他にある場合には、思ったような結果が得られなかったり、失敗したと感じてしまいやすいです。具体的に以下のような方は、あまりおすすめしません。

  • 完璧を求める人
  • 奥歯の噛み合わせが悪いことが根本原因であるのに、前歯の見た目だけで治そうとする人
  • 口周りや舌の悪い癖がある人

こういった方の場合、無理に部分矯正で治そうとすると、イメージ通りの仕上がりにならない可能性があります。さらに、歯が弱ってしまったり、噛み合わせがさらに崩れて別のトラブルが発生したり、結局後戻りを起こしてしまうおそれも。

「結婚式などのイベントがあって早く治したい」「全体矯正には抵抗がある」という方は、噛み合わせの大切さや部分矯正のデメリットを理解した上で、慎重に選択しましょう。

後悔しない選択をするためには、きちんとデメリットまで事前に説明してくれるドクターを選ぶことが大切です。経験豊富なドクターであれば、ご自身の歯並びを考慮した上で新たな選択肢を提案してくれる可能性もあります。

次の項目でクリニック選びについて詳しく解説します。

部分矯正を受けたいときのクリニックの選び方

部分矯正を受けるクリニックを選ぶときは、以下のポイントをチェック!

  • 症例数が多い
  • 取り扱う矯正方法の種類が複数ある
  • コミュニケーションがとりやすい
  • 具体的な費用や治療期間、デメリットまで説明してくれる
  • 検査方法にセファログラムを取り入れている

デメリットや起こりうるリスク、偶発症の説明をせず、メリットばかりを強調して契約を誘導するようなクリニックには注意が必要です。

後悔しない矯正歯科選びのコツについては、こちらのコラムで詳細を解説しています。ぜひ一度ご確認ください。

関連コラム:矯正歯科はどう選ぶ?良いクリニックの選び方と気を付けるべきポイント

部分矯正のよくある質問

部分矯正だと痛みは少ない?

歯列矯正で感じる痛みは個人差が大きいですが、部分矯正の方が全体矯正の場合よりも痛みや違和感が少なめの傾向があります。

その理由は、歯の移動距離や装置をつける範囲が狭いから。

歯の移動距離や動かす歯の本数が少ないほうが、加える力も少なくて済むので、痛みの程度も弱くなりやすいです。また、装置がつく範囲が少ない分、口内炎や傷にもなる頻度も低いと言えます。

しかしながら、どんな矯正方法であっても痛みを感じやすい場面があります。こちらのコラムで痛みの理由や対策を知っておくと心配が減ります。

関連コラム:マウスピース矯正って痛いの?痛みの原因や対処法、ワイヤー矯正との比較についてもご紹介

部分矯正で抜歯はする?

部分矯正は、基本的には抜歯をせずに治療を行います。なぜなら、抜歯が必要な症状の歯並びは、そもそも部分矯正の適応ではないからです。

抜歯が必要な歯並びについてはコチラでご紹介しています。

関連コラム:歯列矯正って抜歯するの?抜歯しなくていい歯並びはある?

部分矯正でアンカースクリューは使いますか?

アンカースクリューを埋め込み、矯正装置とゴムでつなぐ事で歯にさらなる力を与えて動かします。

部分矯正でもアンカースクリューを併用することはあります。

アンカースクリューとはチタン製の小さなネジのこと。アンカースクリューをアゴに打ち込み、歯を引っ張る支点とすることで、これまでは難しいとされていた歯の動かし方や、治療期間の短縮などが可能となりました。

部分矯正で1本だけ歯を動かしたい場合、従来であればその他の多くの歯にも装置をつける必要がありました。しかし、アンカースクリューを併用することで、動かしたい歯だけに装置をつけて、より効率的に治療ができる場合があります。

なお、ご自身の歯並びを治療するためにアンカースクリューが必要かどうかは、歯科医師の判断になります。

関連コラム:矯正用アンカースクリューで何が変わる?歯列矯正を効率的にする秘密をまるごと解説!

部分矯正できないと言われました

部分矯正ができないと診断された場合、全体矯正が必要になることが多いです。

全体矯正の方法には表側ワイヤー矯正・白色ワイヤー矯正・裏側矯正・マウスピース矯正があります。

もし装置が歯並び全体につくことや費用負担が心配という方は、全体矯正の中でも比較的違和感が少なく、費用も安く済むことの多いマウスピース矯正を選択にいれてみるのも手です。※費用については歯並びによる個人差が大きく、表側ワイヤー矯正の方が安く済む場合もあります。具体的な費用は歯科医師との相談が必要です。

【あわせて読みたい】マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが効果的?メリット・デメリットを一覧でご紹介

また、一ヶ所のクリニックで部分矯正できないと言われても、他のクリニックではできると言われることもあります。納得して矯正治療を始めるために、複数のクリニックで比較検討してみるのもアリです。ただしその場合、検査やカウンセリングなど別途で費用などがかかることになりますのでご注意ください。

前歯だけなら自分で矯正できる?

1本だけであろうと、歯を自分で動かそうとするのは非常に危険ですのでやめましょう。

中にはインターネットなどで、割りばしを噛んだり、輪ゴムをかけで歯を動かすといった情報を目にしたことがある人もいるかもしれません。しかし、歯を動かすためには適切な力加減があり、むやみやたらに歯に力を加えると、歯並びをキレイにするどころか以下のようなトラブルを招いてしまうリスクがあります。

  • 歯の寿命を縮める
  • 余計に歯並び・噛み合わせが悪くなる
  • 顎関節症・頭痛や肩こりなど不調の原因になる

歯列矯正は、精密な検査と医学的根拠に基づく知識・技術による治療だからこそ、歯並びや噛み合わせがキレイに整いやすいのです。前歯の歯並びが気になる方は、歯科医師と相談して、適切な治療を提案してもらいましょう。

【あわせて読みたい】自力で歯の矯正はできる?自分でできるセルフケアもご紹介します

噛み合わせって大切なの?

噛み合わせをよくすることで以下のようなメリットが考えられます。

  • 歯並びが安定しやすい
  • 虫歯や歯周病、口臭などお口のトラブルのリスクが減り、歯の健康寿命を延ばすことにつながる
  • 顎関節症のリスクが減る
  • 舌が動かしやすくなり、発音がよくなる
  • 食べ物をしっかりと咀嚼でき、胃腸の負担軽減や栄養素の吸収がよくなる
  • 頭痛や肩こりなどの慢性不調が改善したり、姿勢がよくなることもある

逆に噛み合わせが悪いと、これらのメリットとは逆のことが起こりうるのです。

歯列矯正によってご自身の健康や今後の生活の質をより良くすることを考えるなら、必ず現在の噛み合わせの状況を正しく診てもらってから、部分矯正か全体矯正か判断することをおすすめします。

まとめ

部分矯正は、気になるところの歯並びだけを治したいという人にとっては、費用が安く済んだり治療期間も短いことが多く、手軽に始められるというメリットがあります。

しかしながら、部分矯正で治せる歯並びはごく軽度の症例に限られ、噛み合わせなどの問題は治すことができないため治療結果に満足できない可能性も。

こんなはずではなかったと後悔しないよう、知識のある歯科医師と十分に相談し、部分矯正のデメリットも理解したうえで判断するようにしましょう。

アットスマイル矯正では、部分的な軽度の症例から噛み合わせも含めた重度の症例まで、さまざまな歯並びに対応しています。さらに、歯科医師との初回相談は0円。歯並びに気になるところがあるならば、まずご自身の状態を確認して、どんな治療方法が最適か診てもらいましょう!

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アットスマイル矯正についてざっくり紹介

  1. 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
  2. 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
  3. 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
  4. マウスピース矯正の経験豊富な歯科医院とのみ提携
  5. 全国さまざまなエリアに提携医院があります
  6. 目安金額30~60万円。分割払いやデンタルローンにも対応

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厳しい基準を満たしたクリニックとのみ提携

アットスマイル矯正では、不安なく歯列矯正をご検討いただけるよう、担当医の治療実績・経験はもちろん、人柄、治療に適した設備、衛生環境など、独自の厳しい基準を満たした医院とのみ提携しております。

  1. 患者さんのご希望や予算と向き合った治療をご提案します。

  2. 患者さんの不利益となる誇大表現を行いません。

  3. 料金と治療の流れをできる限り明確にします。

  4. 無理な勧誘は行いません。

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初回相談は0円!ご来院ごとの調整料も無料です。

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