歯列矯正

マウスピース矯正って痛いの?痛みの原因や対処法、ワイヤー矯正との比較についてもご紹介

SHARE
更新日: |
公開日:

歯科矯正は痛そうで踏み出せない。そんな方も多いのではないでしょうか?この記事では、マウスピース矯正における痛みの種類や痛みを和らげるための対処法をご紹介します。


歯列矯正で後悔したくない方必見!
アットスマイル矯正では、本当に納得してから歯列矯正を始められるように、ドクターとの矯正相談がタダ!治療実績はもちろん、患者さんの要望に寄り添えるように医師の人柄も重視しています。本気で歯列矯正を考えているなら、まずは無料相談。

無料カウンセリング予約

まずは詳しく見てみる

目次

マウスピース矯正の痛みってどんな感じ?期間はどのくらい?

歯が動く時の痛み

矯正装置によって歯が動く際には、歯が締め付けられるような痛み、歯が浮くような痛み、圧迫感等を感じることがあります。一般的には装着後3~6時間ほどで痛みはじめ、翌日から翌々日にかけてピークを迎えます。その後、痛みは徐々に減っていき3~7日程するとほとんど治まってくることが多いです。

次のような時に痛みが出やすいです。

  • 初めてマウスピースを装着した時
  • 新しいマウスピースに変えた時
  • マウスピースの着脱時
  • マウスピースを外していた時間が長かった時
  • マウスピースがうまくはまっていない時
  • 矯正治療に必要な処置を行った時(アタッチメントや顎間ゴム等)

ワイヤー矯正がおおよそ1ヶ月に1回のペースで調整を行うのに対して マウスピース矯正では、だいたい2週間に1回のペースで新しいものに交換します。回数が多い分、マウスピース矯正では1回あたりの歯の移動距離が小さく、歯にかかる力も少ないため、マウスピース矯正のほうが痛みが少ないと言われています。

やはり初めての時が一番痛みを感じやすいですが、初回のマウスピースより2回目のマウスピース、2回目より3回目と、回を重ねるごとに痛みの感じ方や期間はより緩和されていくことが多いです。

もちろん個人差はありますが、普段から痛みに敏感である方や、疲れていたり寝不足であったりといった時に痛みが出やすい傾向があります。

噛むときの痛み

矯正によって歯を動かす圧力がかかっている間、歯は非常に敏感。食べ物を噛んだり上下の歯がぶつかり合っただけでも痛みを感じることがあります。特に次のような食事の際は痛みが生じやすいです。

  • 硬い食べ物を食べるとき
  • 普段よりたくさん噛んで食べるとき
  • 噛むスピードが速いとき

この場合の痛みも、歯が動く時の痛みと同様に日数を経るごとに軽減していくことが多いです。

矯正装置が当たる事による痛み

マウスピース矯正で使用するマウスピースは、弾力性のある比較的柔らかい樹脂でできているため、ワイヤー矯正に比べると口内炎や傷はできにくいです。

ですが、マウスピースのふちやアタッチメント等の装置の凸が強く当たっていたり、装置が気になって舌で触ったりしていると、口内炎等を作ってしまうこともあります。

歯茎や唇・頬の内側、舌などにできやすいです。  

虫歯や歯周病などによる痛み

磨き残し等によって虫歯や歯肉炎・歯周病になると、痛みが発生することもあります。矯正治療が進められなくなることもありますのでご注意ください。

マウスピース矯正はワイヤー矯正と異なり、マウスピースを外して普段通り歯磨きやデンタルフロスを使ったケアができます。歯もマウスピースも毎日キチンとお手入れをして、理想の歯並びを手に入れましょう。

痛みがあるときの対処法

痛みが生じてしまった際の対処法について、それぞれご説明いたします。

歯科医に相談する

原則として、マウスピース矯正中の歯の移動による痛みというのは、ジワジワと痛む感覚で、耐えられないほど痛すぎるということは、あまり考えにくいです。

しかしながら、どうしても痛くて我慢できない状況になった場合、可能であればまず歯科医に相談しましょう。マウスピースを削ったり調整を行うと解決することもありますし、虫歯や歯周病などの治療が必要な場合もあります。稀に、矯正力が強くかかりすぎていたり、何らかのトラブルが発生していることもあり、早急に対処する必要があります。

また、新しいマウスピースに変えた際に強すぎる痛みがある時は、想定通りに歯が動ききっていない可能性があります。その場合はひとつ前のマウスピースを使用し、しっかりと歯を移動させてから次の段階のマウスピースに交換していく、という場合もあります。※担当医にご相談の上実施してください。

マウスピース矯正では、マウスピースを外すということが可能です。ですが、一日の着用時間を守らなかったり、痛みがあるからと言って勝手に着用をやめてしまうと、きちんと歯が動かず、場合によっては後戻りを起こし、計画通り治療が進まなくなります。くれぐれも勝手に外したままにすることはやめましょう。

痛み止めを飲む

耐えがたい痛みがあるが、すぐに歯科医院には行けない場合、市販の痛み止めを服用することもやむを得ないでしょう。その際は、歯の移動を妨げずに鎮痛効果を有する、アセトアミノフェンをおすすめします。※ロキソニンやボルタレン等の非ステロイド性抗炎症薬は、強い抗炎症作用により歯の移動を阻害する可能性が指摘されています。

あくまで歯科医院を受診するまでの頓服とし、日常的にむやみに服用することは避けましょう。

食事を変えてみる

食べ物を噛むときに痛む場合、食事を工夫しましょう。

オススメの食事

お粥や豆腐、スムージー等といった、あまり噛まなくても食べられるような柔らかいものを、急がずにゆっくり咀嚼することで痛みの発生を軽減します。市販の離乳食や介護食を利用してみるのも工夫の一つです。

気を付けた方がいい食事

痛みがある時は、歯に強く圧力がかからないようにしましょう。おせんべいやステーキ肉といった、硬いもの・たくさん噛む必要のあるものは避けたほうが良いです。

また、矯正中は歯の状態が不安定となりますので、葉物野菜など繊維質のものや、お餅やキャラメルのようにくっつきやすい食べ物が歯に挟まったりくっついたりした際に痛む場合もあります。その場合はすぐに歯ブラシや糸ようじで清掃しましょう。

矯正用ワックスを使う

アタッチメント等の装置が当たって痛む場合、矯正用ワックス(半透明の粘土のようなもの)を装置側に貼り付けることによって口内に当たるのを防ぐことができます。ただしこの方法は応急処置。必ず歯科医院にてマウスピースの辺縁をなめらかにしたり調整をしてもらいましょう。

歯茎をマッサージする

歯茎を指で優しくマッサージすると、いくらか痛みが緩和されることがあります。また、音波歯ブラシを使って、歯茎の一番深いところを、上の歯茎2分・下の歯茎2分の合計4分、音波歯ブラシの振動が感じられる程度の優しい力でマッサージすることで、痛みが軽減したという研究もありますので、お持ちの方は試してみるのも良いかもしれません。

マッサージの際は強すぎると返って歯茎を痛めてしまいますので、あくまで優しくということをお忘れなく。

参照元:音波歯ブラシの矯正治療における疼痛緩和効果(外部サイト)

どうして歯が痛むの?

そもそも、なぜ歯列矯正中は痛みが出るのでしょうか。歯の動きと一緒に分かりやすくご説明いたします。

歯は歯槽骨という骨の中に埋まっているのですが、歯の根っこと歯槽骨の間には、歯根膜という、靭帯組織があります。この歯根膜は、クッション材のような役割の他にも、骨の代謝におけるセンサーの役割を果たします。

矯正装置によって一方向に力を加え続けると、片側の歯根膜は骨に押し付けられて縮み、反対側は引っ張られて伸びてしまいます。

するとこの歯根膜は、元の状態に戻ろうとして、細胞の働きによって縮んでいる側の骨を溶かし、また反対側の伸びている側には新たに骨を形成していきます。

こうした骨の代謝を繰り返すことによって、少しづつ歯が動くのです。ところが、縮んでいる側で骨を溶かすための細胞を呼び起こす際、炎症物質が産生され、その中には痛みを引き起こす物質が含まれているため、歯が動く時に痛みが生じるのです。

まとめ

歯列矯正時に起こりうる痛みには大きく分けて次の4つ。

  1. 歯が動く時の痛み
  2. 食べ物を噛むときの痛み
  3. 矯正装置が当たってしまう場合の痛み
  4. 虫歯や歯周病などお口のトラブル

はじめのうちは辛いこともあるかもしれませんが、痛みを和らげるための対処法もたくさんありますし、慣れてくれば徐々に痛みは落ち着いてきます。

また、マウスピース矯正はワイヤー矯正に比べて痛みが少ない傾向にあります。ワイヤー矯正だと1か月ごとの調整で一気に歯を動かしますが、マウスピース矯正は1~2週間のマウスピース交換で少しずつ動かしていくためです。

痛みが怖いのであれば、マウスピース矯正がオススメです。

アットスマイルのマウスピース矯正なら初回相談が0円!歯列矯正を始めてみたいと考えている方は、無料カウンセリングで歯科医に相談してみてください。

アットスマイル矯正についてざっくり紹介

  1. 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
  2. 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
  3. 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
  4. マウスピース矯正の経験豊富な歯科医院とのみ提携
  5. 全国様々なエリアに提携医院があります
  6. 目安金額30~60万円。分割払いやデンタルローンにも対応

アットスマイル矯正HP

厳しい基準を満たしたクリニックとのみ提携

アットスマイル矯正では、不安なく歯列矯正をご検討いただけるよう、担当医の治療実績・経験はもちろん、人柄、治療に適した設備、衛生環境など、独自の厳しい基準を満たした医院とのみ提携しております。

  1. 患者さんのご希望や予算と向き合った治療をご提案します。

  2. 患者さんの不利益となる誇大表現を行いません。

  3. 料金と治療の流れをできる限り明確にします。

  4. 無理な勧誘は行いません。

  5. 信頼性の高い治療器具を使用します。

近くの提携クリニックを探す

ドクターインタビュー

アットスマイル矯正の料金

初回相談は0円!ご来院ごとの調整料も無料です。

矯正費用は、症例の複雑さや難易度によって変わります。具体的な料金については無料カウンセリングで歯科医に見てもらったうえでお聞きください。

料金ページ

アットスマイル矯正の矯正事例

アットスマイル矯正では出っ歯やガタガタの矯正はもちろん、奥歯のかみ合わせの矯正にも対応しています。横顔のEラインでお悩みの方もお気軽にご相談ください。



治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

症例をもっと見る

アットスマイル矯正を受けた人の声

SHARE

アイコン LINEで相談 アイコン 無料
カウンセリング予約