歯列矯正で正中のずれはどうなる？気になる治療法やメリットもご紹介！

正中のずれが起きる原因は？

正中がずれてしまう原因は「歯に問題があるケース」と「骨格に問題があるケース」の2つに分けられます。

具体的に見ていきましょう。

【歯に問題があるケース】

• 歯の大きさ
• 歯の本数
• 歯並びの悪さ

【骨格に問題があるケース】

• 上下のアゴの大きさの違い
• 左右のアゴの大きさの違い

基本的に上下の正中のずれが4ミリ以上あると、抜歯や手術が必要になる可能性が高いです。（※最終的な判断は担当医師が行います。）

歯に問題があるケースと骨格に問題があるケースでは治療方法が異なります。

正中のずれの治療方法

歯並びが原因で正中のずれが生じているケースの治療法

以下のような、歯に問題があるケースは歯列矯正でアプローチしていきます。

• 歯並びがガタガタしている
• 歯の大きさに左右差
• 歯が生まれつき一本足りない　など

歯並びを整えることで、正中の位置も調整でき、改善が期待できるでしょう。

矯正方法は歯に金具とワイヤーを装着するワイヤー矯正と、マウスピースを装着するマウスピース矯正の2種類があります。どちらの方法でも正中のズレを治療することが可能です。

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実際にアットスマイルのマウスピース矯正で正中のずれを治療した例をご紹介します。

アットスマイル矯正で正中のずれを治療した症例

アットスマイルでは出っ歯やガタガタの矯正はもちろん、奥歯のかみ合わせや正中のずれの矯正にも対応しています。

【すきっ歯の症例】

こちらの方は上の前歯にすき間があり、正中が合っていませんでしたが、マウスピース矯正ですき間を閉じながら正中の改善が見られます。

治療は非抜歯で行っています。

治療内容：透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項：
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る（後戻り）場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1～3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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骨格に問題があって正中のずれが生じるケース

アゴの骨の大きさに左右差があるなど骨格に問題があるケースでは、歯列矯正のみでの改善は難しいでしょう。アゴの大きさを整えるために、外科矯正でアゴの骨を切ってアプローチしていく必要があります。

外科矯正について詳しく知りたい方は、是非こちらのコラムも読んでみてくださいね。

関連記事：外科矯正ってどんな治療？リスクは？普通の歯列矯正と何が違うの？

正中のずれは歯列矯正で生じてしまうこともあるって本当？

歯列矯正を行うことで、正中のずれを改善することは可能です。

ただ、「歯列矯正をしたら正中がずれてしまった」という声を聞くことも。歯列矯正で正中のずれが起きるパターンには、以下の2つが考えられます。

1. わざと正中を合わせずに治療を終了したケース
2. 技術・認識不足で正中を合わせられなかったケース

詳しく解説します。

わざと正中を合わせずに治療を終了したケース

これは、歯列矯正の際、上下で歯の本数が異なるケースで用いられることが多いです。

以下のような場合は、上下左右で違う本数を抜歯して、噛み合わせのバランスを整えることがあります。

• 歯の本数が上下や左右で違う
• 歯の大きさに著しい左右差がある

こういったケースでは、歯列矯正で正中を合わせるのは非常に難しいです。無理に正中を合わせようとすると、奥歯の噛み合わせや歯並び自体にずれが生じてしまうことがあるためです。

正中をわざとずらすことで、噛み合わせのバランスを調整しています。

見た目が気になって歯列矯正をされる方は多いです。しかし、矯正治療は歯並びや噛み合わせなど全体のバランスを良くすることで、虫歯・歯周病の予防や身体への負担を軽減する目的があります。

そのため、見た目よりも噛み合わせを優先して治療したいと考えるドクターもいます。正中のずれをどう考えているのか、あらかじめドクターに話を聞いてみましょう。

技術・認識不足で正中を合わせられなかったケース

わざと正中をずらしたまま治療を完了することがある一方で、残念ながら以下のようなことが原因で歯列矯正を行って正中のずれが生じてしまうことがあります。

• ドクターの技量不足で正中のずれが改善できなかった
• ドクターと患者さんの間でコミュニケーションがうまく取れておらず、正中のずれに関する認識が違っていた

こういったケースで失敗しないためには、医師としっかりと信頼関係を築けているかどうかが大切なポイント。あなたが正中をどうしたいのか、ドクターとの意見をすり合わせる環境を整えましょう。そのためには、正中のずれの原因を見極め、適切に判断して治療ができるドクター選びや、相性がいいクリニック選びが重要になってきます。

クリニックを選ぶポイントは、以下のコラムに詳しく記載していますので、是非参考になさってくださいね。

関連記事：矯正歯科はどう選ぶ？良いクリニックの選び方と気を付けるべきポイント

私の場合は歯列矯正でどう変わる？どんな治療が必要なの？

ご自身が歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道！

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

アットスマイル矯正なら初回相談が0円！さらにアットスマイル矯正には、審美面についても考慮した矯正治療を行うドクターが在籍しています。

「自分は歯列矯正でどうなる？」「正中のずれは治る？」「費用や期間はどれくらい？」などのお悩みも、信頼できる歯科医が真摯に回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあるので、お忙しい方でも無理なく通院が可能です。

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• 【歯列矯正 日記】アットスマイル矯正を始めて変わった事

歯列矯正で正中のずれを治すメリット3選

①顔の歪みが改善することがある

歯の正中がずれていると、アゴの位置もずれているので骨が歪み、顔が左右非対称になってしまっていることがあります。

歯列矯正を行って正中のずれを改善することで、アゴの位置が整います。その結果、顔の歪みが改善し、フェイスラインが整うことも。

②顎関節症が軽減する可能性がある

正中がずれていると左右のアゴの位置がずれていることが多いです。そのため、顎関節症になっていることも。

歯列矯正で正中のずれを治すことでアゴの位置が整いやすく、顎関節症の症状も軽減することがあります。

③全身の不調の改善に繋がる

正中のずれを治療することは、噛み合わせの改善にも繋がります。

そのため、良く噛めるようになって胃腸の働きが良くなったり、肩こりや腰痛の改善に繋がることがあります。

よくある質問

マウスピース矯正で正中のずれは治る？

マウスピース矯正は歯並びを整える治療方法なので、正中のずれを治すことは可能です。

ただし、ワイヤー矯正に比べると力のかけ方の調整が難しいこともあります。そのため、ぴったりと狂いなく正中線を合わせることは難しいかもしれません。

正中を合わせるために、歯列矯正中にゴムかけを行うことがあります。ゴムかけとは、歯と歯にゴムを引っかけて力を加えて、歯の移動を調整する方法です。マウスピース矯正でもワイヤー矯正でも用いられています。

ゴムかけを行うことによって、ほとんど気にならない程度に正中のずれが改善しやすくなります。近年では、アンカースクリューを用いて正中のずれを改善する方法もあります。

どうしても正中のずれが気になる方は、担当医とよく相談してから矯正方法を決めましょう。

関連記事：

• マウスピース矯正のゴムかけって？期間は？痛い？かけ方のコツも教えます！
• 矯正用アンカースクリューで何が変わる？顔が短くなる？横顔は変わる？歯列矯正を効率的にする秘密をまるごと解説！

自力で正中のずれは治せる？

正中のずれが歯並びに問題があって生じている場合、「自力で歯を動かせば正中が治るのでは？」と思う方もいるかもしれません。

ですが、自分で歯を動かそうとするのは絶対NG！

歯を動かすには適切な力加減があります。無理に歯に力を加えても、歯は動きません。それどころか、歯や歯ぐきを傷つけてしまう可能性が高いです。歯の神経が死んでしまい、歯の神経の治療が必要になったり、最悪抜歯になってしまうことも。

くれぐれも割り箸を噛んだり、歯を力いっぱい押してみたりしないでくださいね。

自力で歯を動かす危険性についてはコチラの記事で詳しく解説しています。

関連記事：自力で歯の矯正はできる？自分でできるセルフケアもご紹介します

正中はぴったり揃っていなくていいって本当？

ただ、理想は上下で歯の真ん中がピッタリ合っていることですが、寸分の狂いなく正中が合っている方はなかなかいません。ほんの少し正中がずれていることもしばしば。

歯科学的に、正中のずれの許容範囲は2ミリ以内と言われています。正中が2ミリ以上ずれていると、ずれが目立ちやすかったり、顎関節症や顔の歪みなどのトラブルが起こることも。

正中のずれが2ミリ以内で、顎関節症や顔の歪み、肩こりなど気になる症状がなければ問題ありません。

歯列矯正で正中のずれを整えるのに必要な期間はどれぐらい？

個人差がありますが、歯並びを整えつつ正中のズレを治していくので、約1～3年程度かかるでしょう。

正中のズレのみを治療するのであれば、3カ月で終わることもあります。

頬杖してると正中のずれが起きる？

頬杖をよくしている方は、一方にのみ力がかかるので正中がずれて顔が歪んでしまう可能性があります。

頬杖だけでなく、以下のような癖がある方は要注意！どちらか一方に力が偏ってしまうと、正中のずれが起きる原因になります。

• ご飯を食べるときに左右どちらかだけで食べている
• 寝るときはいつも横向き
• 爪を噛む

日ごろから意識して癖を治していきましょう。

まとめ

正中のずれは歯が原因で起こることもあれば、骨格の問題で起こることもあります。

歯に原因がある場合、歯列矯正で改善することが可能です。

ただし、歯列矯正で正中のずれが起きる可能性もあるので、ドクターとしっかり意見をすり合わせて治療を進めることが重要です。正中のずれが気になる方は、しっかりと正中のずれについて考えてくれるドクターを選ぶと安心です。

アットスマイル矯正では、初回相談が無料でできます。自分の歯並びや正中のずれなど、気になるギモンを0円で歯科医師に相談できるチャンスです。

この機会に、一度カウンセリングにいらしてみませんか。

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アットスマイル矯正では、不安なく歯列矯正をご検討いただけるよう、担当医の治療実績・経験はもちろん、人柄、治療に適した設備、衛生環境など、独自の厳しい基準を満たした医院とのみ提携しております。

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治療内容：透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項：
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る（後戻り）場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1～3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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