歯列矯正

高齢者こそ歯列矯正をやるべき理由。老後も歯は動きます!デメリットも合わせてご紹介

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結論から言うと、歯列矯正は何歳になっても可能です。むしろ高齢だからこそ老後を健やかに過ごすために必要な治療と言っていいでしょう。60代、70代で歯列矯正している方も珍しくありません。

歯と歯ぐきが健康であれば、大人の歯列矯正は何歳でも治療が可能です。ガタガタの歯並びを治療して綺麗にすることで、口元の美しさを手に入れることができるだけでなく、認知症などのリスクも下がって老後のQOLが上がります。

今回のコラムでは、以下についてしっかりと解説します。

  • 歯列矯正をするべき高齢者とやめたほうがいい高齢者の違い
  • 歯列矯正の種類と期間・費用は?
  • 高齢者が歯列矯正するメリット・デメリット

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目次

歯列矯正するべき高齢者とやめた方がいい高齢者

歯列矯正をするべき高齢者

結論から言うと、下記のような歯並びで悩んでいる方は歯列矯正をした方がいいでしょう。

  • 出っ歯
  • デコボコ
  • 歯と歯の隙間
  • 上下の歯が噛み合わない
  • 上下の歯の交叉(こうさ)
  • 上下の歯先端がぶつかる
  • 正中線のずれ
  • 上の歯が下の歯を覆い隠している

なぜなら、歯並びが悪いまま放置していると、老後を健やかに過ごせる確率が低くなってしまうからです。

子どもの方が歯の動きが早いものの、成人以降は歯の動きやすさはそれほど変わりません。歯と歯ぐきが健康なら何歳でも歯が動かせます。

また、歯並びが悪い方は噛み合わせも悪い傾向があります。そのため、歯並びが綺麗な方に比べて、歯並びが悪い方は歯の抜けるリスクが高くなりやすいです。

自分の歯を失ってしまうと、入れ歯やインプラントが必要になったり、認知症になってしまう可能性も出てきます。

今後の健康維持のためにも歯列矯正は役立ちます。

歯列矯正をやめた方がいい高齢者

歯列矯正をやめた方がいいケースはあるものの、難しいケースでも何らかの対処を行うことで矯正治療を行える可能性が高いです。

ただし、下記に当てはまる方は注意が必要です。

重度の歯周病がある方は注意

重度の歯周病がある場合、矯正治療は慎重に行う必要があります。無理やり矯正治療を行うと歯周病が悪化したり、最悪歯が抜けてしまうことも。

矯正前に歯周病の治療行ったり、矯正治療で歯の移動量を少なくする事で矯正治療を受けられる場合があります。まずは医師に相談してみましょう。

持病がある方、持病のお薬を飲んでいる方は注意

高血圧や骨粗鬆症など何らかの持病があってお薬を飲んでいる場合、矯正治療で抜歯が必要になった際に、いったん休薬しなければならないケースがあります。お薬の種類によっては抜歯を止めた方がいいことも。※くれぐれも自己判断で勝手に服薬をやめることはしないでください。

また、糖尿病の場合は歯周病が悪化しやすく、歯ぐきの治療をしっかりと行ってからでないと歯列矯正が難しいでしょう。

歯周病や持病のある方が絶対に治療できないというわけではありません。しっかりとした治療計画を立てれば矯正が可能な事もあります。まずは医師に相談してみましょう。

大人が歯列矯正するとどう変わる?実際の症例写真

アットスマイルで実際にマウスピース矯正で治療した症例をご紹介します。40代の方の症例ですが参考になるかと思います。画像クリックで詳細が確認できます。

【デコボコ】

非抜歯にてガタガタの歯並びを整えました。特に上下の噛み合わせが逆になっている部分が正しい位置になっています。

【デコボコ】

この方は前歯のデコボコとすきっぱ を訴えて来院されました。非抜歯でガタガタだった歯並びが綺麗に治っています。

治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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高齢で歯列矯正するメリット・デメリット

高齢で歯列矯正するメリット・デメリットを簡単にまとめました。

〇 メリット

・歯並びが良くなって老後の生活の質が上がる
・歯のお手入れがしやすくなり、虫歯や歯周病予防になる
・口臭予防につながる
・よく噛めることで消化や栄養の吸収がよくなる
・認知症のリスクが下がり、健康寿命も延びやすい
・口元や横顔が綺麗になることがある

× デメリット

・理想の歯並びに近づけられないことがある
・骨が固まっていて歯が動きにくいことがある
・矯正治療が始まるまでに時間がかかることがある
・ブラックトライアングルができることがある
・治療中は虫歯や歯周病のリスクと戦う必要がある

詳しく解説していきます。

メリット

歯並びが良くなって老後の生活の質が上がる

歯並びが綺麗になると、それまでコンプレックスだった口元を隠す必要がなくなり自然と自分に自信が持てるようになるでしょう。

口元を隠して会話しなくて済むので、お友達との会話も弾みやすくなります。

また、よく噛めるようになるので、美味しくご飯が食べられるようになります。よく噛むことで唾液の量が増え、胃の負担が軽減しやすくなるので、健康的な生活を送れるようになるでしょう。

歯のお手入れがしやすくなり、虫歯や歯周病予防になる

床掃除をするときに、平らな面とデコボコの面のどちらが掃除しやすいのかイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。

歯並びが良くなると歯ブラシがしやすくなります。磨き残しが少なくなって虫歯や歯周病の予防に繋がるでしょう。歯が抜けるリスクが低くなるので、自分の歯を失わずにすみ、入れ歯になる可能性も低くなります。

口臭予防につながる

年齢を重ねると、歯周病や唾液の減少などで口臭が発生しやすくなります。

歯磨きしやすくなって歯周病のリスクが下がり、しっかりと噛むことで唾液が出やすくなって口臭予防につながるでしょう。

よく噛めることで消化や栄養の吸収がよくなる

噛み合わせが整うと、ご自身の歯で食べ物をしっかり噛んで細かくかみ砕くことができます。

さらに、唾液中の消化酵素の分泌もさかんに。口腔内で食べ物を十分に消化してから胃に送られることで、胃腸への負担を和らげたり十分に栄養を吸収することができます。ひいては身体の健康状態を保つことにつながるのです。

認知症や転倒するリスクが下がり、健康寿命が延びる

実は、「噛む」ことは、認知症と大きく関係しています。歯列矯正で歯並びを整えることで治療前よりもきちんと噛めるようになります。しっかりと噛むことで、脳に刺激が送られて認知症予防に効果があります。

また、歯並びが悪いと歯を失うリスクが高くなります。歯が少なくなると、認知症になったり、転倒しやすくなるという研究もあります。また、歯が多ければ多いほど介護が必要になりにくいこともわかってきています。

ご自身の歯がしっかりと残った状態で噛むことは、元気でいる秘訣といっていいでしょう。

参考:歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020 8020現在歯数と健康寿命(外部リンク)

口元や横顔が綺麗になることがある

歯並びが綺麗になることで、口元が整いやすくなります。

出っ歯や口ゴボを矯正治療すると、口元が引っ込むのでEラインができ、横顔が美しく見えることがあります。

また、歯並びを改善することで噛み合わせも整い、しっかりと噛めるようになります。口元の筋肉が正しく使われるようになるため、顔の歪み、しわ、たるみやほうれい線の予防効果が期待できるでしょう。

デメリット

理想の歯並びに近づけられないことがある

高齢になればなるほど、脳梗塞や高血圧、糖尿病、骨粗鬆症などの持病を抱えるリスクも高まります。持病があるかどうか、飲んでいるお薬の種類によっては、抜歯など矯正治療の一環で起こる一部の処置が難しいこともあります。

若い方に比べると免疫機能が落ちていることも多く、抜歯後の感染リスクも高くなったり、傷の治りも遅いです。抜歯したあとの歯ぐきがくぼみのような跡になることも。

高齢の方はリスクを考えて抜歯をせず、できる範囲で矯正を行うこともあります。

さらに、高齢者は重度の歯周病を抱えているケースも考えられます。歯周病は歯を支える骨が溶けてなくなる病気です。歯周病が進行していると、歯列矯正で歯を動かす範囲を最小限にとどめるケースも存在します。

そのため、自分の思い描く理想の歯並びならない可能性も考えられるのです。

歯列矯正で注意するべき高齢者の持病や服用しているお薬の種類はコチラの記事が詳しいです。

【あわせて読みたい】全身疾患や服薬に注意

骨が固まっていて歯が動きにくいことがある

歯を支える骨と歯がガッチリとくっついて骨性癒着(アンキローシス)を引き起こしていることがあります。骨と歯が固く癒着しているので、歯を移動させるのが難しかったり、抜歯ができなかったりと矯正治療が困難になるケースも。

転倒や事故で衝撃を受けてしまったり、虫歯や歯周用を長年放置していたことが主な原因です。

特に高齢者は、長く生きている分アンキローシスを引き起こしている割合が20代や30代に比べると高くなります。

部分的なアンキローシスは歯列矯正できることが多いですが、アンキローシスの部分が広範囲の場合は歯列矯正が厳しいこともあります。

ですが、矯正方法を変えたり、インプラントなどを併用することで歯並びが改善できることもあるので、アンキローシスだからといって治療を諦める必要はありません。

まずは医師に相談してみましょう。

矯正治療が始まるまでに時間がかかることがある

歯列矯正で大事なのは年齢ではなく、歯と歯を支える骨が健康であることです。

高齢になればなるほど歯周病が進行していたり、治療していない虫歯があるなどトラブルを抱えているケースも少なくありません。そういった場合はまず初めに歯周病と虫歯の治療を完了しなければいけません。

また、持病がある場合はかかりつけ医とのやり取りも必要になるので、そういった連絡の取り合いにも時間を要することもあります。

早く始めたいという気持ちは誰にでもあるもの。ですが、焦ってはいけません。矯正治療を始める上での心配事をなくしてから歯列矯正を行うのが一番の近道になるでしょう。

ブラックトライアングルができることがある

ブラックトライアングルとは、歯ぐきの位置が下がって歯の見える面積が多くなり、歯と歯の間の隙間が黒い三角形に見える状態のこと。すき間があるので見た目がきになったり、程度によってはふけてみえることがあります。

ブラックトライアングルを引き起こす原因はいくつかありますが、高齢になるほどブラックトライアングルができやすいと言われています。高齢者の場合は歯を支える骨や歯の周りの組織細胞の活性が衰えてしまうためです。

以下のケースの場合は、歯列矯正で歯ぐきが下がり、ブラックトライアングルができるリスクもあります。

  • 矯正中に器具の変形・壊によって歯に余計な負荷がかかってしまっていた
  • 歯列矯正を始める前から重度の歯周病があった
  • 歯ブラシのブラッシング圧が強すぎて歯ぐきが下がってしまった

歯に余計な力がかかると、そのぶんブラックトライアングルができやすくなります。

特に、高齢者の場合はブラッシング圧の調整が難しいことがあるので、電動歯ブラシを使用するなどして対策してみてもいいかもしれません。

コチラの記事を読むと、自分に合った電動歯ブラシがわかるかと思います。

関連記事:目的別おすすめ電動歯ブラシをご紹介!価格や機能性を意識するならコレ

治療中は虫歯や歯周病のリスクと戦う必要がある

年齢を重ねるにつれて、唾液の量が減ってお口の中が乾燥しやすくなって虫歯・歯周病のリスクが高くなっていきます。

歯列矯正中、とくにワイヤー矯正中は歯磨きがしづらくなって虫歯や歯周病になるリスクがさらに高まるので注意深く口腔ケアを行う必要があります。

私の場合は歯列矯正でどう変わる?どんな治療が必要なの?

ご自身が歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道!

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

アットスマイル矯正なら初回相談が0円!さらにアットスマイル矯正には、審美面についても考慮した矯正治療を行うドクターが在籍しています。

「自分は歯列矯正でどうなる?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。

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インタビュー・体験談

高齢者の矯正方法と費用の目安

高齢者の矯正治療は、成人矯正で一般的に用いられる方法と同じです。主に次の矯正方法が挙げられます。

  • マウスピース矯正
  • ワイヤー矯正(表側・裏側・白色)

マウスピース矯正

マウスピースを1日20~22時間装着することで矯正治療を行う方法です。新しいマウスピースを1~2週間ごとに交換しながら歯を動かしていきます。

透明なので装置をつけているのが目立ちにくく、「周囲にバレないように治療したい」という方にオススメ。ワイヤー矯正に比べて目立ちにくく、痛みも少ない傾向があります。

取り外しもできるので普段の歯磨きもしやすく、虫歯や歯周病のリスク管理がしやすいのもポイントです。

通院頻度は1~3カ月に1回のところもあれば、通院不要のところもあるなど、全体的にみても回数が少なくて済むので、足腰が弱い方でも無理なく続けられます。

マウスピース矯正は幅広い歯並びで治療が可能ですが、骨に問題があるタイプの歯並び不正がある場合は治療が難しいでしょう。

個人差はありますが、費用の目安として約10~130万円ほど。期間の目安は約1~2年です。

ワイヤー矯正(表側・裏側・白色)

歯列矯正と言えばワイヤー矯正を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。ワイヤー矯正は、歯にブラケットと呼ばれる装置を接着してその間にワイヤーを通し、そのワイヤーの力加減を調整しながら歯を動かしていく方法です。

マウスピース矯正に比べると歯の移動方向の自由度が高いので、難しい歯並びの治療に適しています。

ワイヤー矯正も歯に金具を装着する位置やワイヤーの色などで以下の3つに分かれます。

  • 表側矯正:最もスタンダードな治療方法。歯の表側にワイヤーを装着するので目立ちやすい。
  • 裏側(舌側)矯正:歯の裏側に装置をつけるので目立ちにくい。ドクターの高い技術力が必要。
  • 白色矯正:歯の表側に半透明のブラケットや白いワイヤーを使用することで目立ちにくくする治療方法。

ワイヤーが口の中にあるので、慣れるまで不快感を感じたり、口の中を傷つけてしまうこともあります。そのため、痛みに弱い方には不向きかもしれません。マウスピース矯正と比べると、ワイヤー矯正のほうが歯を動かす際に痛みやすい傾向があります。

通院頻度は3~4週間に1回と、マウスピース矯正よりも多くなりがち。特につけ始めの頃は器具の金具が外れたり、ワイヤーが口の中に刺さってしまうなどトラブルが発生しやすいので、通院回数が増えることもあります。

また、ワイヤー矯正の装置は複雑で虫歯になりやすいため、歯ブラシのみならずタフトブラシや歯間ブラシを使って歯を綺麗する必要があるでしょう。

「マウスピース矯正は難しいけど、歯並びを綺麗にしたい!」「私は痛みに強いから大丈夫」といった方にオススメです。

ワイヤー矯正の費用

ワイヤー矯正の場合は、ワイヤーを装着する位置やワイヤーの色で費用が異なります。

それぞれの目安は以下の通り。

  • 表側:約60~150万円
  • 裏側:約100~170万円
  • 白色:約80~140万円

基本的にはワイヤーを裏側に装着したり、ワイヤーを目立たない色にすると費用が高くなります。

ワイヤー矯正の期間

ワイヤー矯正の期間はおおよそ約1~3年ほど。マウスピース矯正よりも長くなる傾向があるようです。

高齢者の矯正装置、選び方のコツは?

高齢の方の中には、以前よりも足腰が弱くなっていたり、噛む力が弱くなっていたり、手を動かしにくくなっている方もいます。

そのため、高齢で矯正治療を行う場合は以下の点を踏まえて矯正装置を選ぶといいでしょう。

  • 通院頻度の少なさ
  • 矯正装置の違和感の少なさ、食事のしやすさ
  • 歯磨きのしやすさ

マウスピース矯正、ワイヤー矯正どちらもメリットとデメリットが存在します。あなたにとってどちらがより適しているのか、歯科医師と相談しながらしっかりと選択しましょう。

マウスピース矯正とワイヤー矯正の違いを知りたい方はコチラの記事で詳しく知ることができますよ。

関連記事:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが効果的?メリット・デメリットを一覧でご紹介

高齢で歯列矯正するときのよくある質問

高齢でもマウスピース矯正できる?

高齢になってもマウスピース矯正は可能です。

むしろ、通院回数がワイヤー矯正よりも少なくて済みやすいので、高齢の方にこそオススメしたい治療方法です。

目立たず矯正治療ができるので、周囲に「今更歯並びを治してどうするの?」などと言われずにすみやすいのもオススメできるポイントの一つ。

高齢者は部分矯正できる?

部分矯正は歯の動きを極力小さくしつつ、前歯の状態を整えたいときに用いられます。高齢者が矯正治療をする際、ケースによっては部分矯正のみで治療を行うこともあります。

なぜなら高齢の場合、重度の歯周病を抱えている、骨が薄くて歯の支えが足りない、歯がグラグラして大きな移動が難しい、といった問題を抱えていることもあるからです。

高齢者の矯正歯科医院、選び方のコツは?

高齢になると足腰が弱くなっていたり、長距離の移動が辛いと感じる方もいます。そういった方は、頻繁にクリニックに行くことを想定して医院を選ぶといいでしょう。治療中に痛みを感じるなど、すぐに行ける距離にあるのが望ましいです。

矯正歯科医院の選び方についてはコチラの記事で詳しく解説しています。

関連記事:矯正歯科はどう選ぶ?良いクリニックの選び方と気を付けるべきポイント

こんなときは歯列矯正できるの?

ドライマウスがあるとき

ドライマウスであっても歯列矯正はもちろん可能です。むしろ、ドライマウスの方は歯列矯正を行うことで症状が和らぐことがあります。歯列矯正を行うことでしっかり噛めるようになると唾液の分泌量が増えやすくなるためです。

ドライマウスの原因としては加齢のほか、出っ歯や口ゴボで口呼吸になってしまっていることなどが挙げられます。歯列矯正で口呼吸が改善されて口の中が乾燥しにくくなるので、ドライマウスの症状が和らぐこともあります。

ただしドライマウスの方は、唾液の量が少ないので虫歯や歯周病のリスクが高いです。歯列矯正中はさらにそのリスクが高まるので、より一層お口のケアに気を配る必要があります。

部分入れ歯が入っているとき

部分入れ歯が入っていても、歯列矯正は可能です。

残っている歯の本数や周りの歯の状態、歯ぐきの状態によっては歯列矯正が難しいこともありますので、まずはドクターに相談してみてくださいね。

歯がグラグラしているとき

歯がグラグラしている原因によって治療できるかの対応が異なります。

重度の歯周病で抜かなければならない歯が多い場合、歯列矯正は難しい可能性があります。

噛み合わせが原因で歯がグラグラしてしまっているケース(咬合性外傷)では治療ができるでしょう。歯列矯正で噛み合わせが整うことで、歯の揺れがなくなって落ち着きます。

インプラントが入っているとき

インプラントが入っていても歯列矯正は可能です。さらに、矯正治療とインプラントを併用するケースもあります。歯がない場所によってはそのスペースを治療に利用できたり、インプラントを支点として他の歯の移動がスムーズに進むことも。

ただし、インプラントの本数や位置次第では歯の移動が最小限になったり、治療が難しいケースもあります。詳しくは歯科医師に相談しましょう。

歯がなくても歯列矯正できる?

歯がなくても矯正治療は可能です。

そのために何本歯が残っているのか、歯ぐきの状態はどうなっているのか詳しく検査する必要がありますので、まずは歯科医院でみてもらいましょう。

歯列矯正すると歯が弱くなって虫歯になるって本当?

歯列矯正で歯が弱くなることはありません。むしろ、歯列矯正を行うことで歯並びが整って歯磨きがしやすくなり、虫歯になりにくくなるでしょう。

高齢でも外科矯正は適応になる?

外科矯正とは、歯並びを治療するのに骨格的な問題が大きいケースで、アゴの骨を切る手術と歯並びの一般的な矯正を組み合わせた治療方法です。

理論上は高齢者でも外科矯正の適応になります。しかし、高齢者の場合は何らかの全身疾患を抱えていることも多く、飲んでいるお薬を一時的に中断する必要があったり、手術のリスクと全身の健康状態を考えて外科矯正に踏み切れないことも。

ですが、手術が難しいケースでも近年ではアンカースクリューの台頭により手術をしなくても済むことが増えてきています(※すべての骨格性のケースで適用できるわけではありません)。詳しくは歯科医師にご相談ください。

関連記事:矯正用アンカースクリューで何が変わる?顔が短くなる?横顔は変わる?歯列矯正を効率的にする秘密をまるごと解説!

まとめ

歯列矯正は何歳になっても可能です。高齢だからといって矯正治療を諦める必要は全くありません。

むしろ、老後を健康的に過ごすため、歯並び不正や噛み合わせに不安がある高齢の方こそ治療をしていただきたいです。

「持病があるけど歯列矯正できるかな」「近くのクリニックで相談できるかしら」といった心配事も、アットスマイル矯正ならお力添えができると思います。

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・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
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