誰にも気づかれずに歯並びを直したい!という方は多いです。
目立たない矯正方法として人気の「マウスピース矯正」と「裏側矯正」。でもどちらを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回のコラムでは目立たない矯正方法について、徹底比較して解説します。
ご自身に合った矯正選びの参考にしてください。
結論:マウスピース矯正と裏側矯正、どっちを選べばいい?
マウスピース矯正と裏側矯正にはそれぞれメリット、デメリットがあります。自分の希望や状況に合わせて選びましょう。ざっくりまとめると下記の通りになります。
マウスピース矯正がおすすめの人
- 矯正中の痛みをできるだけ軽減したい方
- 滑舌や発音が重要な仕事に就いている方
- 金属アレルギーの不安がある方
- 歯磨きやマウスピース洗浄などこまめにケアをする事が出来て、きちんと装着時間が守れる方
- 費用を比較的安く済ませたい方
※必ずマウスピース矯正の方が安いわけではありません。個人差があります。
裏側矯正がおすすめの人
- マウスピースの装着時間を守るのが難しい方(長時間の会食に参加することが多くこまめな歯磨きが難しい方など)
- マウスピースの着け外しや洗浄などの管理が面倒な方
- 医師からマウスピース矯正は難しいと言われたことがある方
- 専門性の高い治療を受けたい方
このコラムではマウスピース矯正と裏側矯正の違いをより詳しく比較していきます。ぜひ参考にしてください。
見た目の比較
結論から言うと、どちらもほぼ目立たず見た目に大きな差はないでしょう。
裏側矯正は歯の表面には何もついていないので、より自然と言えます。しかし、大きく口を開けると装置が見えてしまう可能性はあります。
マウスピース矯正は、透明のマウスピースが歯全体を覆うため、少しマウスピースの光沢感を感じるかもしれません。人によっては歯がキレイに見えるという意見もあります。
費用の比較
マウスピース矯正 | ワイヤー矯正 | ||
裏側矯正 | 審美ブラケット矯正 | 表側矯正 | |
10~130万円 | 100~170万円 | 80~150万円 | 60~150万円 |
※費用はだいたいの相場であり、歯並びの状況によってこの限りではありません。難しい症例ほど費用は高くなります。
症例にもよりますが、裏側矯正に比べてマウスピース矯正の方が安く済むことが多い傾向にあります。
裏側矯正が比較的、高くなる理由は次の3つです。
- 専門性が高くドクターの高度な技術が必要
- 患者さんごとに歯型を取ってオーダーメイドの矯正器具を作成する必要がある(表側ワイヤー矯正は既製の装置を使用できる)
- 毎月のワイヤーの調整に時間がかかりやすい
逆に、マウスピース矯正の価格が安くなりやすいのは下記のような理由です。
- 症例数の多いマウスピースであれば工場での大量生産が可能でコストカットがしやすい
- ワイヤー矯正のように毎月のワイヤー調整が不要なので診療時間が短く済みやすい
- 前歯しか動かせないマウスピースだと、治療費が高額な難症例に対応できないので症例全体の平均価格が安くなりやすい。(※アットスマイルのマウスピース矯正では奥歯の噛み合わせまで治療可能です)
ただし、費用については症例の難易度や本人の希望による所があり個人差が大きいです。具体的な金額を知りたい場合は医師に相談しましょう。
関連記事:お金がないけど歯列矯正したい!貯金なしでもOK?安く矯正できる?矯正費用の負担を減らす方法5選!
対応できる歯並び(症例)の比較
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
〇 | ◎ |
マウスピース矯正よりも裏側矯正の方が対応できる症例が多くなります。
その理由は、マウスピース矯正と裏側矯正では、得意とする歯の動かし方に違いがあるからです。
裏側矯正はワイヤーによって歯を動かすため、歯全体を平行に移動させること(歯体移動)が得意です。よって、難症例や抜歯が必要なケースなど歯を大きく移動させる治療も行うことができ、治療の幅が広いのです。
ただし、舌が大きすぎたり、かみ合わせが深すぎるケースでは装置が当たってうまく治療ができないため、裏側矯正には適さない場合もあります。
マウスピース矯正は、歯を傾けて移動させること(傾斜移動)や奥歯を後方に動かすこと(遠心移動)を得意としています。歯の移動が少ないケースであったり、歯列全体を横方向や後ろに広げて歯の並ぶスペースを確保する治療に向いています。これにより、歯を抜かずに矯正治療できる症例が増えました。
また、奥歯を歯ぐき側に押し込むこと(圧下)もスムーズなので、特に前歯の噛みあわない開咬(オープンバイト)の治療に適している場合もあります。
顔立ちの変化
個人差はありますが、歯並びは口元や横顔の見た目にも影響を及ぼす場合があります。歯列矯正による顔立ちの変化はマウスピース矯正でも裏側矯正でも起こり得ます。
下記はアットスマイルのマウスピース矯正による実際の症例です。画像タップで詳細を見れます。
治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
顔立ちの変化については矯正方法による違いよりも、歯並びの状況や治療計画による影響の方が大きいです。
前歯だけの部分矯正や歯の動きが軽微な場合は、矯正方法に関係なく顔立ちの変化は少なくなります。また、医師が顔立ちの変化まで考慮した治療を行うかどうかも重要です。
口元の見た目も気になるという方は、横顔のEラインや審美面までも考慮して診断・治療を行ってくれる歯科医師を選びましょう。
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治療期間の比較
裏側矯正の方がマウスピース矯正よりも難しい症例にも対応できるため、平均的な治療期間は長くなりますが、治療期間は矯正方法による差はほとんどありません。
歯並びやお口の状況による影響のほうが大きいため、マウスピース矯正のほうが早いケースもありますし、裏側矯正のほうが早い場合もあります。
ただし、マウスピース矯正はマウスピースの装着時間が足りないときちんと歯が動かず、治療が長引くことがあるので注意が必要。
また、どちらの方法も基本的にはオーダーメイドで作成されますので、紛失や破損などで作り直しが必要になると、治療が長引くこともあります。
【あわせて読みたい】マウスピース矯正期間はどれぐらい?早く終わる歯並び、長くかかる歯並びの違いはあるの?
矯正中の生活の比較
痛みの比較
個人差はありますが、裏側矯正に比べてマウスピース矯正の方が痛みが少ない傾向があります。
1ヶ月あたりの歯を動かす量に矯正方法による違いはほとんどありません。しかし、マウスピース矯正では、約1~2週間に1回のペースで新しいマウスピースに交換するのに対し、裏側矯正は約1ヶ月に1回のペースで調整を行います。
裏側矯正では1か月分の歯の動きを一気に行いますが、マウスピース矯正は分割して移動するで1回あたりの歯の移動距離が小さく、歯にかかる力も少ないといえます。またマウスピース矯正では、ピンポイントに動かしたい歯にだけ力をかけることができることも、痛みが少ないと言われる理由の一つです。
また、裏側矯正では装置が口の内側にあるため、舌や粘膜に傷や痛みが生じやすいです。一方で、マウスピース矯正で使用するマウスピースは、デコボコの少ない柔らかい樹脂でできているため比較的、口内炎や傷ができにくい傾向にあります。
【あわせて読みたい】マウスピース矯正の痛みは?痛みの対処法やワイヤー矯正との比較について
歯磨きのしやすさの比較
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
◎ | ✖ |
マウスピース矯正はマウスピースを取り外すことができるため、いつも通り歯ブラシやフロス(糸ようじ)などを使うことができます。また、マウスピースも洗うことができるので、清潔に保てます。
ただし、マウスピース装着中は、唾液による自浄作用(お口の中をキレイにしてくれる作用)が損なわれるため、飲食後は歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。
一方で裏側矯正は、装置を歯に接着しているため、取り外しができません。そのため、食べかすがつきやすく、歯磨きも装置のすきまを細かく磨かないといけません。
その上、装置が裏側についているため、お掃除の難易度も高いです。
食事のしやすさの比較
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
〇 | × |
マウスピース矯正は、矯正中でもマウスピースを外して通常通りの食事が可能です。特に食べ物の制限もありません。
ただし、お水であればマウスピースをつけたまま飲んでも大丈夫ですが、色のついた飲み物や糖分を含むものはマウスピースの変色や虫歯などの原因になります。また、熱い飲み物はマウスピース変形の原因にもなるので、必ずマウスピースを外してから飲みましょう。
一方で裏側矯正は、矯正中はずっと装置が歯についたままです。
食事のたびに装置を取り外すわずらわしさはありませんが、装置にくっついたり絡まりやすい食べ物や硬い食べ物は避ける必要があります(例:ガムやキャラメル、餅、せんべい、ステーキなど)。装置が外れたり壊れてしまう可能性があるからです。
いずれの矯正方法の場合も、痛みのあるときには、硬いものやたくさん噛む必要のあるものを食べると、歯に圧力がかかり痛みが増すことがありますので、控えたほうが良いです。
痛みのある時や治療途中のかみ合わせが安定しない時期は、お粥やお豆腐などのあまり噛まなくても食べられるものを召し上がっていただくと良いでしょう。離乳食や介護食を利用することもオススメです。
しゃべりやすさの比較
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
△ | ✖ |
サ・タ・ラ行やザ・ダ行を発音するときは、歯の裏側に舌先につけて発音します。そのため、歯の裏側に装置があると、これらの音の発音がしづらいことがあります。また、普段よりも舌のおさまるスペースが狭くなると、舌が動かしづらくなることによってしゃべりづらさを感じるのです。
マウスピース矯正も裏側矯正も歯の裏側に装置がありますが、厚みが違います。
装置の厚みが大きい裏側矯正のほうが、よりしゃべりづらさを感じやすいです。また、装置で口内炎や傷ができてしまうと、しゃべりづらくなるといったことも起こります。
マウスピース矯正のマウスピースは1mm以下と大変薄いものです。初めは違和感やしゃべりにくさを感じる方もいらっしゃいますが、ほとんどの方が1~2週間ほどで慣れ、その後は気にならなくなります。
ただ、いずれの治療においても、治療が進んでかみ合わせや顎の位置が正しくなると、矯正前より滑舌がよくなることもあります。
装置の管理の比較
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
△ | 〇 |
マウスピース矯正は患者さん自身で取り外しが可能であるため、自己管理が重要な矯正方法です。
マウスピースの装着時間=歯が動く時間なので、決められたマウスピースの装着時間(1日20~22時間)を守らないと、計画通りに治療が進みません。次のマウスピースへの交換も、患者さん自身が正しく行う必要があります。
また、紛失したり壊してしまうと、治療がストップしてしまいますので外した時にはケースに入れるなど、きちんと管理が必要です。物をなくしやすかったり、時間の管理が面倒だと感じる方は、裏側矯正のほうがよいかもしれません。
裏側矯正は、治療中は自由に取り外すことはできませんので、基本的には患者さん自身で管理せずとも治療は進行します。ただし、ゴムかけなど患者さん自身が日々行わなければならない作業もあります。
また、丁寧な歯磨きや、硬い食べ物を避けるなど装置が外れたり壊れたりしないように気をつける必要はあります。
定期通院の違い
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
〇 | × |
通院頻度は裏側矯正の場合は1カ月に1回、マウスピース矯正は1~3カ月に1回程度であることが大半です。クリニックでの一回当たりの診察時間は、裏側矯正の方が長くなります。
裏側矯正の場合、ワイヤーの調整・交換や、装置の接着などに時間がかかるからです。同じワイヤー矯正の中でも、裏側矯正は装置が裏側にあるぶん操作しづらく、表側矯正よりも時間がかかってしまいやすいです。※歯科医師の技量にもよります。
一方でマウスピース矯正は、マウスピースの交換なども患者さん自身が行うため、問題がなければ基本的にクリニックでの処置は時間がかからないことが多いです。ただし、アタッチメントなどの接着や、型取りが必要なときには少々時間がかかります。
応急対応についての違い
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
比較的少なめ | 装置が外れた、ワイヤーが出てくるなどのトラブルが起こりやすい |
裏側矯正は舌の動きや食事、唾液などの影響を受けやすく、装置がはずれるトラブルが多いです。
装置やワイヤーが外れてしまうと、治療が進まない上、お口の中を傷つけてしまいますので、なるべく早く歯科医院を受診することが必要です。
マウスピース矯正において考えられるトラブルは、マウスピースの縁が当たって痛む・ぴったりはまらない・紛失や破損・アタッチメントが外れた、などです。
これらは裏側矯正でのトラブルに比べると、頻度は少ない傾向です。
紛失や破損でマウスピースの作り直しが必要な場合、できあがるまでには時間がかかります。その間に後戻りが起こるのを防ぐため、一つ前のマウスピースを使用することもありますので、使い終わったマウスピースは、念のためとっておくと良いでしょう。※必ず歯科医師に連絡し、指示に従ってください。
ホワイトニングの比較
|
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
オフィスホワイトニング | 〇 | 〇 |
ホームホワイトニング | 〇 | × |
※オフィスホワイトニング:歯科医院で歯科医師・歯科衛生士が行うホワイトニング方法。高濃度の薬剤と専用のライトを用いて行うため、短期間で効果を実感しやすい。
※ホームホワイトニング:自宅にてご自身で行うホワイトニング方法。濃度の低い薬剤を自身で専用のマウスピースに注入し装着する。効果を得るまでには期間がかかるが、比較的色戻りがゆっくり。
マウスピース矯正は、マウスピースを外せば歯の表面に遮る物はないため、どのホワイトニング方法でも矯正と同時に行うことができます。
ただし、ホワイトニング剤とマウスピースの組み合わせによっては、マウスピースが破損してしまう場合もあります。必ず歯科医院に相談した上で処方されたホワイトニング剤をご利用ください。
また、前歯にアタッチメントをつけている際には、そこだけ白くならず色にムラができる可能性があるため、ホワイトニングは避けたほうが良いでしょう。
【あわせて読みたい】マウスピース矯正とホワイトニングは同時にできる!注意すべきポイントも合わせてご紹介
裏側矯正の場合、歯の表側から行うオフィスホワイトニングは行うことができます。
しかし、ホームホワイトニングの場合は、専用のマウスピースを着ける必要があるため、裏側矯正中は使用できません。
その他の違い
|
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
金属アレルギーがある場合は? | 治療可能。 | 取り扱っている装置の種類によっては治療可能。インコグニートシステムは金属アレルギーが少ない金合金を使用している。※歯科医師に事前に相談しましょう。 |
スポーツは? | 基本的には通常通り可能。 | 可能ではあるが、口内に傷ができていたり、スポーツ中に装置が気になると、パフォーマンスに影響する可能性も高い。※歯科医師に事前に相談しましょう。 |
管楽器の演奏は? | 通常通り可能。 | 金管楽器は比較的演奏しやすいが、木管楽器は演奏しづらい可能性もある。※歯科医師に事前に相談しましょう。 |
顎間ゴムやアンカースクリューの使用は? | 可能。 | 可能。 |
マウスピース矯正と裏側矯正のメリット・デメリット
〇メリット
マウスピース矯正
- 食事や歯磨きが通常通り行える
- 大事なイベントなどの時に外すこともできる
- 痛みやトラブルが少ない傾向
- 治療費が安く済む場合もある
裏側矯正
- 正面からの見た目が最も自然
- 対応できる症例が多い
- 自己管理の手間が少ない
- 舌で前歯を押す癖が改善することもある
×デメリット
マウスピース矯正
- 自己管理が必要。怠ると治療が長引くことも
- 対応できない症例がある
- 飲食のたびに取り外したり、お手入れをする手間がある
裏側矯正
- 費用が高額なことが多い
- 舌や粘膜を傷つけやすい
- 食事や歯磨き、発音がしづらい
- 取り扱っているクリニックが少ない
ワイヤー矯正とマウスピース矯正の両方を行うコンビネーション矯正もあります。例えば、マウスピースでは難しい複雑な歯並びをワイヤー矯正で治療し、ある程度整ったらマウスピース矯正で治療するといったことが可能です。それぞれのメリットを組み合わせ、デメリットを補い合うことができます。コンビネーション矯正を行うかどうかは医師の判断になるので、まずは相談してみましょう。
私の場合はどんな治療が合っているの?
ご自身にどんな治療法が合っているか知るのは、歯科医師に相談するのが近道!
なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。
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「自分は歯列矯正でどうなる?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。
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インタビュー・体験談
目立たない矯正のニーズは高い
矯正治療の相談では「周りの人にバレたくない」「職業柄、人に分かる矯正装置が禁止されている」という方が多くいらっしゃいます。
実際、歯科医院を予約した人を対象に行われた『歯並びと矯正治療についてのアンケート』によると、「矯正治療の選ぶ上で重要視するポイント」に、料金に次いで見た目(目立たないか)を挙げている方が多い結果となっています。
参照元:PR TIMES - 歯科医院の検索・予約ポータルサイト「歯科タウン」調べ
さらに、「実際に使いたい矯正装置は?」という質問に対しては「マウスピース・裏側矯正」の目立たない矯正方法を挙げている方が約4割にものぼりました。
参照元:PR TIMES - 歯科医院の検索・予約ポータルサイト「歯科タウン」調べ
こうした高いニーズに応じて、近年ではさまざまな目立たない歯列矯正の技術が発展・普及しており、今後もますます広がっていくでしょう。
まとめ
今回は、目立たない矯正として人気の「マウスピース矯正」と「裏側矯正」を比較し、それぞれのメリット・デメリットについて解説いたしました。
|
マウスピース矯正 | 裏側矯正 |
見た目 | 透明で目立ちにくい | 表側に装置がないのでより自然 |
痛み | 比較的痛みを感じにくい | 装置が舌に当たって痛むことがある |
費用 | 比較的安価 | 高額なことが多い |
対応できる歯並び | 対応できない歯並びがある | 幅広い歯並びに対応できる |
歯磨きのしやすさ | しやすい | しにくい |
食事のしやすさ | 取り外せるので治療開始前と同じように食事ができる | 食べ物によっては装置が外れる原因になるため、食事に工夫が必要 |
しゃべりやすさ | 比較的しゃべりやすい | しゃべりにくく感じやすい |
装置の管理 | 自分で装着時間をコントロールする必要がある(1日20~22時間以上) | 着脱がないので装着時間を管理する必要がない |
診療時間 | 短いことが多い | 時間がかかることが多い |
応急対応の頻度 | 比較的少なめ | 装置が外れたり、ワイヤーが飛び出たりすることがある |
ホワイトニング | どの方法でも可能 | オフィスホワイトニングのみ可能 |
このように、それぞれが全く異なる特徴を持っていることがお分かりいただけると思います。
矯正治療を選ぶ際には、必ずメリットだけでなくデメリットも確認した上で、どの矯正方法が自分に合っているのか歯科医師と相談しましょう。
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アットスマイル矯正についてざっくり紹介
- 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
- 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
- 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
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- 全国さまざまなエリアに提携医院があります
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関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!
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治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。
主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。
アットスマイル矯正を受けた人の声
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