歯列矯正

男性の歯列矯正がキテル?データから分かる男性が歯並びを治すメリット・デメリットを大公開

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最近、大人の男性で歯の矯正を受ける方が増えています。その需要は今後もますます増えていきそうです。

歯列矯正を受ける男性は、かみ合わせなどの「機能」の改善を重視することが多かったのですが、最近では「見た目・美容」を気にされる方も増えてきています。

メンズ美容の市場成長も成長してきており、セルフケアに時間やお金をかけるのは女性だけではなくなっています。

今回は、男性の美容や歯に関するデータを元に、男性の歯並び・歯列矯正に関するイメージや、歯並びを治療するメリット・デメリットについても解説していきたいと思います。


目次

時代はメンズ美容にポジティブ

近年SNSで、男性の美容に関する発信を目にすることが増えましたよね。メンズ脱毛やエステなど、男性専門のクリニックが多くなっていることからも、男性の美意識が上がっていることを実感します。

10~50代の男性2,026名を対象に行われた『世代別/男性の美容意識調査』によると、「男性が美容すること」について、約7割の方がポジティブな回答をしています。一般男性の間にも、メンズ美容という概念が身近になり、その需要が高まっていることがうかがえます。

参照元:PR TIMES - 男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」調べ

歯のケアに興味がある男性が多い

対価を払って行うメンズ美容では、デンタルケアを挙げる人が2割弱いました。歯の見た目やケアへの意識の高まりが分かります。

参照元:PR TIMES - 男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」調べ

約5人に1人の男性が歯並びにコンプレックスを持っている

男性にとって美容が身近になる中で、外見でコンプレックスに感じている部分について調査した結果を見ると、約5人に1人の男性が「歯並び」が気になっていることも分かりました。

参照元:PR TIMES - 男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」調べ

これらの調査結果を鑑みても、男性の歯列矯正のニーズが、かみ合わせなどの「機能」に加えて「見た目・美容」の改善という面においても、ますます拡大していることが分かります。 

男性が歯列矯正をするメリットは?

歯列矯正をするとモテる?

20~39歳の男女を対象として、歯は異性に対してどんな印象を与えるのか、男女の恋愛ではどう影響するのかを調べた結果によると、ほとんどの方が「歯は第一印象で大切である」と回答し、約9割の方が「歯並びがきれいな異性の方が好き」と回答しています。

また、同じアンケートにおいて、「異性の口臭」に関して9割以上が気になると考えているという結果も出ています。歯並びが悪いと、汚れが残ったり口が乾きやすくなるなど、口臭を誘引する可能性も高くなります。

参考:【Spicomi調査】 歯の印象調査アンケート概要(20~30代の男女159名を対象・2021年11月9  日~2021年11月14日の調査)

関連情報:https://uocc.co.jp/

歯並びが悪いと、「不潔そう」や「だらしなさそう」といったイメージをもったり、「歯並びを治療する費用がないのかも」と考える女性もいるでしょう。他にも、「身だしなみを気にしない人」という印象を与えてしまうことも。

逆に、歯並びが整っていると「清潔感」がある印象を抱き、歯列矯正をしている男性に対しては、「美意識が高い」「自己管理ができていそう」「経済力がある」というイメージを持ちやすいです。

歯並びを整えると、歯ブラシなどの口腔ケアがしやすくなるため、歯の黄ばみや口臭を防ぐことにも繋がります。異性からの印象を良くしたい・モテたいと考えるならば、歯並びを治すことはプラスに作用すると言えるでしょう。

歯列矯正をすると仕事がうまくいく?

ビジネスシーンにおいても、歯並びは大きく影響を及ぼすと言えます。なぜなら、多くの人と出会うビジネスシーンでは、「第一印象」「見た目」が非常に重要だからです。

年収1,000万円以上の男性、1,013人を対象に実施された「デキる男の美容事情」に関する調査によると、約7割が「美容に力を入れることは、ビジネスにおいてプラスになると思う」と回答。さらに半数以上の人が「美容に力を入れたことで、ビジネスでの成功に繋がったと実感した経験がある」 と答えています。

具体的には、「清潔感が信頼感に繋がって依頼が来る(40代/東京都/会社員)」「世代の近い女性の取引先担当者に好印象を与え、ビジネスが円滑に進むことが多い(50代/埼玉県/会社員)」などの回答がありました。

見た目の清潔感はその人の印象や信頼性にも深く関わっており、それはビジネスにとっても大きなメリットだと言えます。

また、年収1,000万円以上の男性 が「メンズ美容で、特に優先的に力を入れた方が良いと思うこと」として、歯列矯正やホワイトニングといった歯のケアをあげている意見が多く見られました。

参考:PR TIMES - セルフホワイトニングサロン「Whi-Ya(ホワイヤ)」調べ 

歯のケアができている人は自己管理能力が高い人が多いです。そのため、ビジネスにおいても「仕事をきちんと責任感をもって取り組んでくれる」という印象につながり得ます。

実際に欧米では”歯がキレイかどうか”は採用や昇格の基準になっていることがあるほど、歯のケアは重要とされています。日本国内はもちろん、よりグローバルな社会においては、歯並びや歯のケアに気を遣うことで得られるビジネスチャンスも多くあるでしょう。

さらに歯並びは、お口の見た目だけでなく仕事のパフォーマンスにも影響します。

歯並びやかみ合わせが良くないと、姿勢や滑舌が悪くなったり、肩こりや頭痛など健康に影響することがあります。仕事ができる人ほどお口のケアに気を遣っていると言われるのは、健康な身体づくりが良い仕事をする上で欠かせないからでしょう。

アスリートも歯列矯正してる

実は、歯並びやかみ合わせは、身体能力や運動のパフォーマンスにも大きく影響することが分かっています。

かみ合わせが悪いと、アゴはもちろん全身の歪みに繋がり、バランスも悪くなります。また、瞬間的な力を出すときは、アゴを安定させることが必要になるため、かみ合わせが悪くてアゴが安定しないと、最大限の力を発揮できないこともあります。

実際に、有名なプロ野球選手が歯の治療・矯正を行った後、見事に三冠王に輝きました。

今やスポーツにおいても、歯並びがパフォーマンスに影響することは広く知られ、多くのアスリートがパフォーマンスの向上を目的として、歯列矯正を行っているのです。

その他の歯列矯正のメリット

見た目のコンプレックスが解消して自信に繋がる

歯並びがキレイになり、コンプレックスが解消されると、笑顔に自信がつくことがあります。よく話したり笑ったりできることで、表情が明るくなった・積極性が向上したというケースも。

明るい笑顔や積極的に行動できることは、ビジネスシーンにおいてもプライベートにおいても役立つメリットと言えるでしょう。

将来的なお口のトラブルを予防

歯並びが整うと、歯磨きなどお口のケアがしやすくなります。そのため、虫歯や歯周病になって歯を失うリスクを減らすことに繋がります。

それは、お口の中だけの問題ではありません。歯周病は、糖尿病のリスクを増加させたり、「噛む力の低下」は認知症を招く原因の1つとも言われています。すなわち、お口の健康を保つことは、生涯にわたる身体の健康、生活の質を保つことに繋がるのです。

胃腸の負担が軽減しやすい

歯並びが悪いとうまく噛めないので、飲み込むような食べ方になりやすいです。さらに、消化に必要な唾液が分泌されにくく、消化不良になりやすいです。

歯並びが綺麗になるとしっかりと噛めるようになるため、胃腸の負担が減って全身の健康に繋がります。

身体の不調が改善するケースも

骨や筋肉は次々と連動し、繋がっています。つまり、かみ合わせが悪くてアゴが歪むと、頭・首・背骨にまで影響が出るのです。

歯列矯正をしてかみ合わせを整えることによって、お口以外のバランスが改善すれば、慢性的な頭痛や肩こりなどの解消も期待できます。

男性が歯列矯正をする時のデメリットは?

装置の見た目が気になる(目立ちにくい装置もあります)

大人の男性は特に、装置の見た目を気にされる方は多いですよね。

ですが逆に、歯列矯正をしていることを周囲に気づいてもらえると、「美意識が高そう」「向上心がある」「経済力がありそう」といった印象を間接的にアピールでき、就活や婚活の場でプラスの評価を受けることもあるでしょう。

また最近では、目立ちにくい白色のワイヤーなどを使用した「審美ブラケット矯正」や、歯の裏側に装置をつける「舌側(裏側)矯正」、透明なマウスピースを使った「マウスピース矯正」などもあります。

ご自身の希望や、ライフスタイルなどを考慮して選ぶことができます。

歯並びによっては対応できない治療方法もあります。ご自身の適応を知るには、歯科医院での検査の上、歯科医の診断が必要になります。

アットスマイル矯正では歯科医と相談できる無料カウンセリングを用意していますので、ぜひご活用ください。

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治療中は滑舌が悪くなることがある

矯正装置に厚みがある分、舌の動きが制限されたり、唇が閉じにくくなって滑舌に影響しやすくなります。特に歯の裏側に装置がくる場合には、影響が出やすいです。

数日で慣れてしまう方がほとんどですが、人前に立つことが多いお仕事や、話すことをお仕事とされている方は、装置が薄く滑舌への影響が少なめのマウスピース矯正を選んでいることが多いです。

痛みや違和感がでることも

個人差がありますが、歯列矯正は歯に力をかけて動かす過程で、どうしても痛みが発生しやすいです。ワイヤーを調整した時やマウスピースを新しいものにかえた時など、力が大きくかかる時に一番痛みが出やすいですが、その後は数日でおさまっていくことが多いです。

マウスピース矯正は、ワイヤー矯正と比べると比較的痛みが小さい傾向があります。

マウスピース矯正の痛みについては、こちらに詳しくまとめていますので、痛みが心配な方はぜひ併せてご覧ください。

参考コラム:マウスピース矯正って痛いの?痛みの原因や対処法、ワイヤー矯正との比較についてもご紹介

費用がかかる

歯列矯正治療はほとんどの場合、自由診療となりますので、保険内で行う虫歯治療などと比較すると治療費は高くなります。

ですが、歯並びやかみ合わせが悪いことが全身の健康に様々な影響を及ぼすことがあります。結果的にお口に限らず、他の病気で病院にかかる費用がかかってしまうということになりかねません。

つまり長い目で見ると、矯正治療が高額だとは決して言い切れないのです。

治療中は虫歯になりやすい

ワイヤー矯正の場合、歯の表面に装置を着けているので、汚れがつきやすく、歯磨きがしづらくなります。虫歯や歯周病になりやすくなるため、より念入りなケアが必要になります。

マウスピース矯正の場合ですと、マウスピースをしている間は唾液がお口全体に行き届きません。唾液には虫歯を防ぐ様々な作用があるため、その作用を受けづらくなります。また、歯やマウスピースが汚れたままマウスピースを着けると、虫歯になるリスクが高まります。食後はしっかりと歯磨きをしてキレイにしておくことが大切。

とはいえ、マウスピース矯正はマウスピースをはずしていつも通りのケアができるため、虫歯予防はしやすいと言えるでしょう。

男性が歯並びを治す方法

金属ブラケット矯正

最もポピュラーで、歴史のある歯列矯正方法です。

ブラケットという金属の装置を歯1本ずつに装着し、そのブラケットにワイヤーを通して固定します。ワイヤーを曲げて調整することで歯に力をかけ、少しづつ動かしていきます。

3次元的に様々な方向に歯を動かすことが可能なため、適応症例が最も幅広いことが特徴です。

審美ブラケット矯正

金属ブラケット矯正の装置を、より歯の色に近づけ、目立ちにくくした方法です。

ブラケットはセラミックタイプやプラスチックタイプ といった白や半透明なものを使用し、ワイヤーは銀色のワイヤーの表面を白くコーティングしたもの(ホワイトワイヤー)を使用します。

矯正方法は金属ブラケット矯正と同じなので、基本的に治療効果や適応症例などは同じです。しかし、費用は審美ブラケット矯正の方が高くなります。

舌側(裏側)矯正

歯の表側ではなく、裏側に金属の装置をつける矯正方法です。

矯正装置が表側からは見えないので、矯正中も見た目を気にしなくていいことが最大のメリット。

ですが、歯の裏側に装置があるので、舌を傷つけやすかったり、舌の動きが制限されて発音がしづらいことがあります。また、舌側矯正は高い技術を要する方法なので、治療できる歯科医院が限られており、費用が高い傾向があります。

マウスピース矯正

患者さんごとにカスタマイズされた透明なマウスピースを、1日20~22時間装着し、約1~2週間ごとに取りかえて歯を動かしていく矯正方法です。

透明なので目立ちにくいことが大きなメリットです。他にも、取り外しができるので食事や歯磨きがいつも通りできることや、装置が薄く違和感が比較的少ないといった特徴があります。

金属を使わないので、金属アレルギーの方でも治療できます。

ワイヤー矯正に比べると、適応となる症例が限られていることがデメリット。しかしながら、矯正技術の進歩によって、その適応範囲は広がってきています。

ワイヤー矯正とマウスピース矯正の比較については、こちらにまとめていますので、矯正方法を検討されている方は参考にしてみてください。

参考コラム:マウスピース矯正とワイヤー矯正はどちらが効果的?メリット・デメリットを一覧でご紹介

セラミック矯正

セラミック矯正は歯を動かす矯正方法とは異なります。ご自身の歯を削り、そこに形を整えたセラミックを被せて歯並びや歯の形を変える方法です。

短期間で歯並びや歯の見た目(形・色・サイズ)を変えることができることがメリットです。

しかし、健康な歯を大きく削らなければならず、場合によっては神経を抜くこともあります。その処置によって歯の寿命が短くなる可能性も念頭に置いておかなければなりません。

自由診療ですので、歯1本あたり、7~15万円ほど費用がかかることが多いです。

男性が歯列矯正をする前にチェックしておきたいこと

歯周病になっていないか

30代後半から40代以降で、歯周病を発症する人が一気に増加することがわかっています。

歯周病で歯ぐきや骨に炎症があるところに、歯列矯正の力をかけてしまうと、歯周病がさらに進行してしまったり、歯ぐきが下がりやすくなります。最悪の場合、歯を支える骨が減少して歯が抜けてしまうことも。

歯周病がある場合には、軽度であれば矯正治療と歯周病の治療を並行して行う必要があります。歯周病がある程度進行してしまっている場合には、先に歯周病の治療を行い、症状がコントロールされていることを確認してから矯正治療を開始します。

ですが、状況によっては矯正治療を行うことが難しかったり、矯正治療終了後の保定期間を通常より長く設けることもあります。(一生涯保定装置をつけなければならない場合も)

仕事と両立できる方法を選ぶ

社会人男性であれば、仕事に支障をきたすことがないように、矯正治療の方法を選ぶ必要があります。なぜなら、仕事に影響するからといって治療を怠れば、きちんと計画通りに歯が動かず、治療が長引くこともありますし、中断となれば、せっかくの治療費もそれまでの時間も無駄になってしまうからです。

例えば、人前に出る仕事は職場ルールで目立つ矯正が禁止されている事もあり、目立ちにくい裏側矯正かマウスピース矯正のみ許可が出ている場合もあります。しゃべることを仕事とされている方なら、滑舌への影響が比較的大きい舌側(裏側)矯正はおすすめしません。

また、食事の機会が多いお仕事であれば、食事のたびに装置をはずすマウスピース矯正では治療時間が足りず、計画通り歯が動かない可能性もあります。

このように、矯正治療で納得のいく結果を得たいのであれば、お仕事との兼ね合いを考慮して矯正方法を選んだ方が良いと言えます。

引っ越しや転勤の可能性はあるか

虫歯などの治療と違い、歯列矯正の治療期間は1~3年程かかることが一般的。ですので、治療途中で引っ越しとなった場合には、そのまま通い続けるのが大変になったり、転院しなければならないことも多いです。

矯正治療途中で転院する場合、期間や費用が余計にかかったり、転院先選びなどのデメリットが発生します。

歯列矯正中の引っ越しにおけるリスクや、引っ越しの可能性がある方の病院選びのポイントなどをこちらにまとめましたので、ぜひご覧ください。

参考コラム:歯列矯正中の引っ越し・留学、どうする?!転院?費用は?気になるポイントを総まとめ!

まとめ

男性が歯列矯正をするメリット・デメリット、注意点などを解説いたしました。

多くのアンケート結果をみると、歯並びがキレイなこと・歯に気をつかっていることは、プライベートにおいてもビジネスシーンにおいても好印象につながることが分かります。

かつては「男が美容なんて……」と考えていたかもしれませんが、今はより清潔感や自己管理能力が重要視される時代となりました。メンズ美容は、特別な一部の人だけがするのものではなく、より一般的なものへとイメージが変わってきています。

男性が矯正治療方法を選ぶ際には、ご自身の歯並びが適応となるかどうかはもちろん、お仕事と両立できるか、ライフスタイルに合っているかを考慮し、ご自身の最も希望に添える治療方法を選んでください。アットスマイル矯正では、これらを歯科医師としっかり相談できるよう、無料カウンセリングをご用意していますので、ぜひご利用ください。

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