歯列矯正

マウスピース矯正のアタッチメントってなに?目立つ?役割や注意点まですべて解説します

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マウスピース矯正について調べている中で、歯に「アタッチメント」というものをつけると知り、その見た目や目的、効果について気になっている方もいるのではないでしょうか。

実はアタッチメントは、マウスピース矯正において歯をさまざまな方向へ動かすことを可能にした、とても重要な存在なのです。

今回はそんなアタッチメントについて、気になる以下のポイントを解説します。

  • アタッチメントの見た目
  • アタッチメントの意味や効果
  • アタッチメント装着中の注意点やトラブル対策

実際にアタッチメントをつけて治療を行った症例写真も見られますので、イメージが湧くかと思います。ぜひじっくりと目を通してみてください。


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まずは詳しく見てみる

目次

アタッチメントとは

アタッチメントとは、マウスピース矯正中に歯の表面に接着する補助装置のこと。

3~5ミリ程度の小さな突起で、コンポジットレジンという素材でできています。このコンポジットレジンは虫歯治療にも使用するもので、人体に害はなく、アレルギーもほとんど起きにくい素材です。

アタッチメントを装着することで、特定の歯にかかる力を調整することができます。これにより、今までマウスピース矯正では難しいといわれていた症例でも、治療可能になりました。

アタッチメントは目立つのか

アタッチメントが目立つかどうか気になる方も多いのではないでしょうか。実際の写真を見てみましょう。

アットスマイル矯正中のtomoさんのお写真です。前歯にアタッチメントがついています。tomoさんはインタビューで下記のように語っています。

撮影される機会が多いのですが、カメラマンさんやスタッフさんに矯正器具について指摘されたことは無いですね。むしろ”本当に矯正してるの?”と言われることもあって、マウスピースをつけたまま撮影することもあるんですよ。

詳しいインタビュー内容はこちらからご覧いただけます。実際の着用感や矯正生活のリアルを語っていただいており、マウスピース矯正についてよりイメージしやすくなると思います。ぜひのぞいてみてください。

インタビュー記事:【座談会】アットスマイル矯正中のtomoさんと担当クリニックの院長が対談しました。

さらに、より近くで撮影した症例写真を見てみましょう。下記はアットスマイル矯正の症例写真です。画像をクリックすると、治療の詳細がご覧いただけます。

この方は20代女性で、マウスピース矯正ですきっ歯を改善した症例です。上の犬歯と下の小臼歯にアタッチメントがついています。非抜歯にて治療を行い、歯のすき間が閉じました。※アタッチメントは治療終了後に除去しています。


この方は20代女性で、前歯のデコボコが気になり来院されました。両側の犬歯より奥の歯に、複数アタッチメントがついています。噛み合わせの写真をご覧いただくとより厚みなどが分かりやすいです。一つの歯に2つアタッチメントがついている箇所もありますね。この方は非抜歯にて、前歯を含めた歯並び全体を改善しました。※アタッチメントは治療終了後に除去しています。

治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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アットスマイル矯正HP

写真で見てわかる通り、アタッチメントは歯と同じ色の素材を使っているので目立ちにくいです。

さらにその上からマウスピースを装着するため、凹凸が緩和され、より歯になじんで見えるでしょう。

とはいえ虫歯の詰め物と違って、平坦な歯の表面に突起をつけるので見る角度や位置によっては多少目につくこともあるかもしれません。

アタッチメントをつける意味や効果

①マウスピースを歯からずれないようにするため

マウスピース矯正で計画通りに歯を動かすためには、歯とマウスピースがずれる事なくピッタリはまっていることが必要です。

しかし歯の表面はツルツルしているので、マウスピースがずれて浮いてしまうことがあります。

そこでアタッチメントの突起がフックのような役割をはたすことで、マウスピースが歯面からずれるのを防いでしっかり密着させ、矯正力を高めてくれるのです。

②歯をさまざまな方向に動かすため

マウスピースだけでは歯を理想とする位置へ動かすことが難しい場合、アタッチメントをつけることで、歯にかかる力を細かく調整し、動かしたい方向に正確に動かすことができるようになります。

また個人差はありますが、効率的に歯を動かせることで、アタッチメントなしの場合より治療期間が短縮することも。

実はアタッチメントには、歯を動かす方向や目的によってさまざまな種類があります。次の項目で詳しく解説しますね。

【歯並び別】アタッチメントの種類

アタッチメントの種類は、治療技術の発展とともに増えており、それによって治療できる症例の幅も広がりました。今後のさらなる進歩もますます期待されます。

歯並びの状態別に、一般的に使用されることが多いアタッチメントの種類と目的をまとめました(※あくまで一例であり、必ずしもすべてのケースでこの通りではありません)。

すきっ歯・傾いている歯

ルートコントロール用最適アタッチメント

ルート「root」とは、歯の根のことです。ルートコントロール用最適アタッチメントは、歯の根っこから傾きなどを治すときに使うアタッチメント。1つの歯に2つのアタッチメントを対角につけて、歯の根っこに力をかけます。

前歯や犬歯に用いられることが多いです。

関連コラム:すきっ歯は歯列矯正するとどう変わる?費用の負担を減らすコツもご紹介

開咬(オープンバイト)

オープンバイト用最適アタッチメント(前歯部マルチトゥース挺出用アタッチメント)

開咬とは、奥歯で噛み合わせたときに前歯が噛み合わず、すき間がある状態の歯並びです。

オープンバイト用最適アタッチメントは、上の前歯につけ、前歯を歯ぐきから引っ張り出すように力をかけます(挺出)。すると奥歯には反対方向の力がかかり、歯ぐき側に押し込まれるように歯が動く(圧下)という仕組みで、開咬の噛み合わせを治療していきます。

関連コラム:開咬(オープンバイト)は歯列矯正で治る?マウスピース矯正はどうなの?治療方法と効果的なトレーニングもご紹介

過蓋咬合(ディープバイト)

過蓋咬合とは、噛み合わせが深すぎる歯並びのことです。

ディープバイト用最適アタッチメント

ディープバイト用最適アタッチメントは、下の小臼歯(真ん中から数えて4番目と5番目の歯)につけます。前歯を歯ぐき側に押し込み、奥歯を引っ張り出す力をかけることで、過蓋咬合の改善をはかります。

バイトランプ

バイトランプは、歯ではなくマウスピースにつけます。上の前歯の裏側にでっぱりをつけることで、下の歯がそれ以上かみ込まないようにするための装置です。

バイトランプがあることで奥歯が深くかみ込むことを防ぎ、奥歯を引っ張り出しやすくなります。また、前歯を歯ぐきに押し込む作用もあります。

関連コラム:過蓋咬合(深い嚙み合わせ)の歯列矯正ってどんな感じ?マウスピース矯正でも治せるの?

捻転歯(ねじれている歯)

回転用最適アタッチメント

回転用最適アタッチメントは、ねじれている歯を回転させて正しい向きに整えるために使われます。主に小臼歯や犬歯に用いられることが多いです。

抜歯が必要な重度の出っ歯や受け口、叢生など

アンカレッジ用最適アタッチメント

歯科矯正では歯を動かすスペースを作るために、抜歯が必要になることがあります。

アンカレッジ用最適アタッチメントは、抜歯をしたスペースに両隣の歯が倒れることなく、きれいにすき間を埋める目的で使われます。第一小臼歯(4番目の歯)を抜歯した症例に使われることが多いです。

関連コラム:歯列矯正って抜歯するの?抜歯しなくていい歯並びはある?

その他さまざまな歯並びで使われるアタッチメント

次のアタッチメントは、多くの症例で用いられており、その用途もさまざま。一般的な使用目的を以下に示します。

縦長長方形アタッチメント

  • 歯を傾斜、回転、圧下、挺出させる
  • 歯全体を平行に移動させる     など

横長長方形アタッチメント

  • 歯を傾斜、回転、圧下、挺出させる
  • 歯の根っこ部分だけを傾斜させる  など

楕円形アタッチメント

  • マウスピースが歯から浮かないようにする  など

私の場合はどんな治療が必要なの?

ご自身が歯列矯正でどんな治療が必要かどうかは、歯科医師に相談するのが近道!

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

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「自分は歯列矯正でどうなる?」「費用や期間はどれくらい?」などのお悩みも、歯科医が回答してくれます。また、全国さまざまなエリアに提携クリニックがあります。

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インタビュー・体験談

アタッチメントの着け心地。痛みはある?

アタッチメントは歯の表面にボコッとでっぱりがつくので、はじめのうちは唇の内側や舌に触れると違和感を感じるかもしれません。食事のときに食べ物がアタッチメントに引っかかったり、汚れがたまりやすくなったという声も聞かれます。

ですが、普段はマウスピースがかぶさるのでそれほど気にならないでしょう。

痛み・違和感が出やすいのはこんなとき

アタッチメントを歯につける処置は、歯を削ることなく表面に接着するだけなので、痛みはありません。痛みがでやすいのは、以下のような場面が考えられます。

舌や粘膜にあたって口内炎になっているとき

アタッチメントは歯科医師の手でつけるものなので、多少のバリやザラザラ感があることも。気になってずっと舌で触っていたり、バリが粘膜にあたって擦れてしまうと、口内炎ができて痛みがでることがあります。

強く痛みを感じる場合には、歯科医師に相談し、削ってもらうなど当たり具合を調整してもらいましょう。

歯が動いているとき

マウスピース矯正だけでなく、歯列矯正においては歯が動いているときに痛みを感じやすいです。

アタッチメントがついたことでフィット感が増し、歯を動かす力もさらにしっかり加わるので、マウスピースだけの時よりも締め付け感を強く感じたり、痛みを感じる方もいらっしゃいます。

特にアタッチメントをつけて初めてマウスピースを装着するときに、痛みが出やすい傾向があります。

3~5日で慣れて落ち着くことがほとんどですが、我慢できないほどの痛みが続く場合は、歯科医師に相談しましょう。

マウスピース矯正全般の痛みや対処法について知っておくと、より安心して治療に臨めますよ。

【あわせて読みたい】マウスピース矯正って痛いの?痛みの原因や対処法、ワイヤー矯正との比較についてもご紹介

マウスピースをはずすとき

アタッチメントをつけると、マウスピースの着脱が難しくなることがあります。

特にマウスピースをはずすときにアタッチメントにひっかかりやすく、痛みが出ることもあります。

無理矢理はずそうとするのはNG。以下のような正しい手順でゆっくりはずすようにすると、比較的痛みにくいです。心配な場合はきちんと歯科医院で指導を受けましょう。

  1. 左右どちらかの奥歯の内側から、爪を引っかけてはずす
  2. 反対側の奥歯をはずす
  3. 親指と人差し指でつかんで前歯部分をはずす

アタッチメントをつける期間。途中ではずせる?

アタッチメントは歯を動かすことが目的なので、基本的に歯が計画した位置へ移動するまでの間はずっとつけています。具体的には、数ヶ月~2年半ほどが目安です。ただし、歯並びや治療計画によって個人差があります。

マウスピースに慣れた2~3枚目ごろにつけ始め(マウスピース1枚目からつけることもあります)、キレイに並んだ歯を固定させるための保定期間に入る前にはずすと考えておくとよいでしょう。

治療の進み方によっては、途中で一部のアタッチメントを外したり、新しくつけ替えることもあります。

一時的に途中ではずせる?

結婚式や成人式の前撮りなど「特別なイベントの時だけはずしておきたい」というご相談も多いです。

その場合は、一時的に目立つ部分のみはずすなど対応してくれることもあります。歯科医師の判断によっては、はずせないこともありますので、事前に歯科医師に相談しておきましょう。

ただし、はずしている間は歯が計画通りに動かず、治療期間が多少長引いてしまう可能性もあることを覚えておきましょう。また、アタッチメントの着脱には、歯科医院に来院して処置する時間が必要になります。事前にイベントごとが分かっている場合には、早めに歯科医師に相談しておくとスムーズです。

アタッチメント装着中の食事や歯磨きはどうする?

アタッチメントは自分で取り外しができないため、食事や歯磨きが大変なのではと思われがち。しかし、ワイヤー矯正のように複雑な装置ではないので、そこまで気をつかう必要はないのでご安心ください。

知っておくと役立つ食事や歯磨きのポイントをご紹介します。

食事のポイント

アタッチメントがついていても、基本的には食事制限はありません。マウスピース矯正中の飲食ルールを守れば、通常通りの食事ができます。

ただし、以下の2点に注意しましょう。

  • 色の濃いものを食べると、着色することがある(注意する食べ物:カレーやコーヒーなど)
  • 取れてしまうことがある(注意する食べ物:氷やおせんべいなど硬い食べ物・ステーキ肉やニラなど繊維質でからまりやすい食べ物・ガムなどくっつきやすい食べ物)

アタッチメントの着色が気になる方は、色の濃い食べ物を口にした後に念入りに歯磨きをしたり、矯正中はなるべく食べないように控えておくのも手です。食事中はこまめに水を飲むのも良いでしょう。

もしアタッチメントが変色してしまって気になるときには、歯科医院でクリーニングをしてくれたり、場合によってはつけ直してくれることもありますので、歯科医師に相談してみましょう。

アタッチメントが取れてしまった場合、放っておくと計画通りに歯が動かないことがあります。取れてしまった時点で担当医に連絡をして、指示をもらいましょう。

矯正中は歯の状態も不安定になりがち。繊維質の食べ物がはさまったり、硬い食べ物を思いっきり噛むと痛みを感じる可能性もありますので、矯正中はなるべく避けておくほうが無難です。

歯磨きのポイント

歯磨きについても通常通り行えます。もちろんフロスや糸ようじもOK。

マウスピース矯正は、マウスピースをはずしていつも通り歯磨きができることが大きなメリットですよね。アタッチメントがついていてもそれは変わりませんのでご安心ください。

とはいえ、アタッチメントはデコボコしているので、何もついていないときよりは磨きにくく感じるかもしれません。また、アタッチメントの周りには繊維質の食べ物がからまったり、汚れがつきやすいですので、より丁寧なブラッシングを心がけましょう。

力強くゴシゴシ磨きすぎてもアタッチメントが取れやすいですので、くれぐれも優しく、細かく磨くことがポイントです。

アタッチメントの費用

アタッチメントの設置費用は、0円~5000円程度が相場で、歯科医院によって異なります。

0円というのは、矯正費用または来院時にかかる調整料としてアタッチメントの料金がもともと含まれている場合です。

また、アタッチメントを除去するにも費用がかかる場合もあります。除去費用についても0円~5000円が目安。

矯正治療は自費診療ですので、歯科医院ごとに料金や支払いの形態が異なります。思っていたより費用がかかってしまったということにならないために契約前には必ず、追加でかかる費用や支払いのタイミングなども確認しておくようにしましょう。

アタッチメントについてよくある質問

アタッチメントが取れないようにするコツは?

アタッチメントは取れてしまうことがありますが、取れにくくするよう対処することは可能です。ポイントは以下の3つ。

  1. マウスピースは正しく着脱する。無理に力をかけない。
  2. 硬い食べ物・粘着性の食べ物はなるべく控える。繊維質の食べ物にも注意。
  3. 歯磨きはアタッチメントの周りをなぞるようにやさしく丁寧に。

アタッチメントの周りを磨くときは、硬めのブラシは避け、タフトブラシなどを利用するのがおすすめ。

アタッチメントが取れた時の対処法

アタッチメントが取れてしまったら、まずはご自身の矯正を担当している歯科医院に電話をして、どのようにすればよいか指示をもらいます。多くの場合、次回の定期来院時もしくは別途来院予約をとってアタッチメントをつけ治します。場合によっては、つけ直さずに様子を見ることも。

以下の2点をきちんと伝えると、つけ直しが必要なのか歯科医師が判断しやすくなります。

  • 何個目のマウスピースを使っているのか
  • どの歯のアタッチメントが取れたのか

アタッチメントが取れたからといって、慌てなくても大丈夫です。アタッチメントが取れたことによって、すぐに支障がでるわけではありません。

マウスピースの装着時間が十分に確保されていることが最も大切ですので、くれぐれも勝手にマウスピースの装着をやめないようにしましょう。

注意すべきなのは、必ずご自身の矯正治療を行っている歯科医院に連絡をすることです。

早くつけ直そうと思って別の歯科医院に問い合わせても、受け入れてもらえないことがほとんど。なぜならアタッチメントは、設置する位置や数が治療計画に沿って細かく決められているからです。治療計画の情報がない別の医院では、正しくつけることができません。

他のトラブルが発生した場合でも同様に、別の歯科医院では対応できないことがほとんどであるため、矯正治療を受ける歯科医院を選ぶ際には、通いやすさも考慮して選ぶことをおすすめします。

アタッチメントはキレイにはずせる?はずす時に歯も削れるの?

アタッチメントはつけるときもはずすときも、歯を削ったり傷めたりすることはありません。ご自身ではキレイにはずすことはできませんが、歯科医院にて元通りの歯の状態になりますのでご安心ください。

アタッチメントをはずすときは、レジンリムーバーという専用の器具で除去していきます。このとき強い力が加わりますが、歯の表面は削れません。その後、残った接着剤を研磨してしっかり取り除き、完了となります。

アタッチメントのせいでマウスピースがはまらない、はずれない時はどうする?

アタッチメントをつけると、それまでよりもマウスピースの着脱がしづらくなります。

マウスピースがうまくはまらないときは、まず装着方法を見直しましょう。マウスピースの位置がずれていないか、手順は間違っていないか、チューイーは正しく使えているかを確認します。

それでもどうしてもはまらないときは、歯科医師に相談しましょう。マウスピースがはまらない、浮いてしまうといったトラブルは、アタッチメント以外にもさまざまな要因が考えられます。放っておくと治療がうまく進まなくなりますので、早めに確認してもらったほうがよいです。

マウスピースがはずれないときは、アライナーリムーバーを使ってみるのもおすすめ。

アライナーリムーバーは先端にフックがついているもので、マウスピースの内側に引っかけてはずします。マウスピース矯正を行なっている歯科医院やインターネットで300~1,000円程度で販売されています。

それでもどうしてもはずれないときは、力ずくではずそうとせず、歯科医師に相談してくださいね。無理をするとアタッチメントはもちろん、マウスピースが壊れることもあります。

どうしてもアタッチメントをつけたくない場合は?アタッチメント無しでも治療できる?

基本的にアタッチメントは、歯科医師の指示通り設置することを推奨します。歯を正しく動かすのに必要な力をかけるためだからです。

しかしながら、お仕事の関係などでどうしても目立つところにアタッチメントをつけられないという場合、歯科医院によっては裏側につける・前歯にはつけないなどの対応をしてくれる場合もありますので、一度相談してみてもよいでしょう(※歯並びや歯科医院によってはできないこともあります)。

ただし、その場合は通常通りアタッチメントをつけた場合と比べると、歯が動くのに時間がかかって治療期間が長引く可能性があります。十分にご検討ください。

ホワイトニングはできる?

マウスピース矯正では、矯正中でもホワイトニングができるのが嬉しいですよね。アタッチメントがついていても、ホワイトニングをすることはできますが、アタッチメントの部分だけ色ムラができてしまう可能性があります。

できるだけキレイに歯を白くしたい方は、前歯にアタッチメントがついていないときにホワイトニングを行うのがおすすめです。

【あわせて読みたい】マウスピース矯正とホワイトニングは同時にできる!注意すべきポイントも合わせてご紹介

アタッチメントはどこに何個つけるの?

アタッチメントをつける位置や個数は、症例によって大きく異なります。アタッチメントが必要ないケースもあります。

それは、歯並びや歯の動かし方は人それぞれで全く違うからです。

精密検査の結果をもとに、一つ一つの歯をどう動かすかによってアタッチメントの装着を決めるため、すべて歯科医師の判断となります。

まとめ

マウスピース矯正におけるアタッチメントは、より効率的に理想の歯並びへと導く、とても重要な役割を果たします。

近年ではアタッチメントをつけずに治療を行う格安マウスピース矯正などもありますが、本当にご自身の理想を叶えられるのか、十分に検討してから判断することが大切です。

ご自身の歯並びはマウスピース矯正で治療できるのか、アタッチメントは必要かどうかなどを正確に知るには、経験豊富な歯科医師に相談するのがオススメ。

アットスマイル矯正では、初回0円でご相談いただけますので、ぜひご活用ください。

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関連コラム:歯列矯正は安くなる?矯正費用の負担を減らす方法5選!貯金無しでも始めたい人は必見!

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