歯列矯正

楽器で演奏していても歯列矯正できる?成功するコツや注意点を解説!

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楽器を演奏している方でも歯列矯正はできます。

ただし、使用する楽器によってはパフォーマンスに影響が出てしまう可能性があります。

今回のコラムでは、どんな楽器で影響が出やすいのか、楽器をしながらでも歯列矯正を成功させるコツ、歯列矯正を始めるときの注意点をご紹介。

歯列矯正したいけれど、楽器の演奏との関係が気になる方のお悩みが解決できるコラムとなっています。


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目次

歯列矯正に影響を与える可能性がある楽器

矯正治療に影響を与える可能性があるのは、口から息を吹き込んで音を出す管楽器です。

金管楽器であるトランペット、トロンボーン、ホルン、ユーフォニアム、チューバは唇を押し付けながら音を出すため、矯正中は吹きにくさを特に感じやすいでしょう。矯正装置の種類によってはお口の中が傷つく可能性もあります。

影響が出やすいと言われている木管楽器のオーボエ、クラリネット、ファゴット、サックスの場合も同様です。リードを噛む必要があるので歯列矯正していると吹きにくく、装置が当たって痛むことがあります。

フルートやピッコロなどは比較的影響を受けにくいと言われています。ですが、装置があることで唇周りの動きが悪くなることもあり、影響が出可能性は0ではありません。

バイオリンやビオラも歯列矯正に影響する場合も

バイオリンやビオラは、アゴで挟んで楽器を固定して演奏します。アゴの片側に力がかかり、噛み合わせがズレてしまったり、歯列矯正中に歯が移動する際に影響が出てしまう可能性があります。

楽器をしながら歯列矯正するコツ5選

使用する楽器を考慮する

まだ楽器を始めていない方の場合は、口で吹く必要がない楽器を選ぶといいでしょう。

例えばティンパニやスネアドラムなどの打楽器(パーカッション)や、ピアノやオルガンなどの鍵盤楽器、木琴や鉄琴などの鍵盤打楽器などです。顎に負担がかかりにくいチェロやコントラバス、ハープなどもおすすめ。

既に管楽器を吹いている場合、楽器を変更できるようであればしてみましょう。マウスピースの小さなトランペットやホルンは特に影響が出やすいです。マウスピースの大きいユーフォニアムなどに一時的に移動するなど対策を検討してみてもいいかもしれません。

矯正開始時期をよく検討する

矯正装置は、個人差はありますが慣れるまで数日~数週間かかります。重要な演奏会やコンクールがある場合は、それを終わらせてから治療を開始するよう調整しましょう。

また、装置しだいですが月に1回程度、通院で装置を調整する必要があります。そうすると、一時的に痛みが強く出やすいので、調整直後に大事な演奏会などの予定は入れないようにしましょう。

歯科医師の指示を守る

治療が成功するかどうか、治療期間が短くなるかどうかは患者さんの協力が不可欠です。歯がきちんと動けば、想定よりも早く治療が終わる可能性があります。

矯正装置の使い方や装着する時間、通院する頻度など歯科医師の指示どおりに行いましょう。

練習中の水分補給は水かお茶を

歯列矯正中は、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

練習の合間に水分補給をする場合はジュースやスポーツドリンクなど甘い飲み物は避け、水かお茶を飲むようにしましょう。矯正装置の種類によっては、水以外を飲む場合は装置を外し、飲んだ後はすぐに歯磨きをする必要があるものもあるので注意してください。

虫歯や歯周病になると、矯正を中断して治す必要が出てきます。虫歯や歯周病を予防することが、治療成功のコツの一つです。

歯科医としっかり相談する

治療を始める前に、あらかじめしっかりと歯科医師と相談しておくといいでしょう。

いつから治療を開始するのがいいのか、必要な治療期間、楽器の違いによる適切な治療方法の選択など、

楽器の演奏と歯列矯正の両立を図るために一番重要なのは治療を受ける方のモチベーションです。

治療中に問題が起きた場合なども同様、すぐに歯科医師に相談するようにしましょう。

私の場合は歯列矯正でどう変わる?どんな治療が必要なの?

ご自身が歯列矯正でどう変わるか知るのは、歯科医師に相談するのが近道!

なぜなら歯の動きは、歯根や歯の周りの骨、アゴや骨格などを総合的に見て、歯科学的な観点で考える必要があるからです。

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歯列矯正を始める際の注意点

痛みで楽器が吹けない可能性がある

歯列矯正を始めると、歯が動く痛みや装置が口に当たる痛みで楽器を吹くことに影響がでてしまうことも。

歯が動く痛みは、特に治療開始してすぐの頃や、装置を調整した後に出やすいです。ただ、個人差はありますが数日~1週間くらいで慣れることがほとんどです。慣れるまでは無理しないようにしましょう。

また、装置が当たり続けると、口の中が傷ついたり口内炎が出来てしまうことがあります。装置と舌が当たってタンギングのたびに痛みが走ることも。歯列矯正中は、こういった痛みと長いお付き合いになることが多いので、矯正用のワックスなどで対応していきます。

思うように吹けないことがある

矯正をしていると、歯の位置が少しずつ変わっていきます。そのため、お口回りの筋肉に影響がでたり、楽器のマウスピースが当たる位置にも変化が出て、上手く吹けないと思ってしまうこともあるようです。

抜歯したり、歯を削ってスペースを作ることが多い矯正治療。そのすき間から空気が漏れてしまい、吹きにくさを感じることもあります。スペースがだんだん閉じてくることで、改善が見られるでしょう。

楽器をしながら歯列矯正する方法にはどんなものがある?

歯列矯正には大きく分けて以下の二つの方法があります。

  • 歯に金具を装着して固定するワイヤー矯正
  • 取り外しが可能なマウスピースを装着するマウスピース矯正

それぞれの特徴について、解説します。

ワイヤー矯正

左から順に表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正

ワイヤー矯正は歯のどこに金具をつけるかによって種類が違います。

  • 表側矯正:歯の表面に金具を装着する方法
  • 表側矯正:歯の裏側に金具を装着する方法
  • ハーフリンガル矯正:上アゴは裏側矯正、下顎は裏側矯正する方法

表側矯正とハーフリンガル矯正の場合、楽器を口に当てる必要がある管楽器では装置が口の中に当たりやすく、口の中が傷ついたり吹きにくさを感じやすいです。

裏側矯正の場合、タンギングが難しくなるだけではなく、舌に装置が当たって傷ついたり出血してしまうことも。

「慣れてくると大丈夫」「口の中が血だらけになったけど演奏していた」といった声もありますが、演奏に影響が出る可能性は高いです。ワイヤー矯正をしたい場合は、開始する時期をしっかりと考えてから治療を始める必要があるでしょう。

マウスピース矯正

マウスピース矯正の場合は、取り外すことが可能なのが大きなメリット。装着したまま演奏するのが気になる場合は、演奏している間は外して吹くことが可能です。

ただ、マウスピース矯正の装置は1日20~22時間以上はめている必要があります。マウスピース矯正は装置をはめていることで歯が動いていく仕組みのため、装着時間が少なければ歯が動きにくくなってしまうからです。装着時間が短いと、治療期間が延びてしまったり、治療が計画通りに進まなくなる可能性を頭に入れておきましょう。

ふだん外して練習する場合は、装着時間が少なくならないように注意が必要です。担当医と相談してみることをおすすめします。

可能であれば、マウスピースを装着したまま演奏するのがベター。慣れないうちは違和感が強いですが、練習を重ねていくうちに慣れていくことが多いので、あまり心配する必要はありません。

アットスマイル矯正で取り扱っているマウスピースは約0.7㎜とごく薄い樹脂でできています。

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歯列矯正すると楽器の音は変わる?

管楽器は、正しい歯並びや正常なアゴの状態を想定して作られています。 歯並びがガタガタだったり、噛み合わせが悪いと楽器を吹くための唇の形が歪んで音が綺麗に出ないということも考えられます。無理やり口元を作って吹いていると、口元の筋肉や顎関節に悪影響を及ぼすことも。

歯列矯正によって歯並びや噛み合わせが整うことで、楽器の音が変わって上手く音が出るようになる可能性は高いでしょう。

まとめ

唇を当てて音を出す必要がある管楽器と、歯列矯正の相性はあまりよくありません。

ただ、まったく吹けないかというとそうではなく、パフォーマンスに影響が出るのは一時的だと認識していただければと思います。矯正装置に慣れてしまえば、楽器をふだんに近い状態で演奏することができるでしょう。

どうしても演奏が難しい場合は、治療している間だけ別の楽器にコンバートするなどの対策が有効です。

歯並びが整うと唇が動かしやすくなったり、息を吹き込みやすくなるなど演奏の音が綺麗になる可能性が高いです。

楽器を演奏していて歯並びや口元が気になる方は、一度相談にいらしてみませんか。アットスマイル矯正は初回相談を無料でお受けしています。あなたのお悩みに、しっかりと歯科医師が相談にのってくれますよ。

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治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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