歯列矯正

歯列矯正は大人になってもOK!大人の矯正のメリット・デメリットとは?

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歯列矯正を始めるのは大人になってからでも遅くありません。

特に大人の矯正治療は、早く始めれば始めるほど歯並びが改善しやすいです。今回は「大人でも本当に歯並びが治るの?」といった質問にお答えしていきます。


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目次

大人になってから歯列矯正して効果はある?

大人になってから歯列矯正を開始してもきちんと綺麗な歯並びに整えることは可能です。

むしろ、大人のほうが骨格の成長が止まっているので治療計画を立てやすかったり、歯並びを治したいという明確なモチベーションを持っているので治療中も歯を大事に出来るといったメリットがあります。

大人の矯正は時間がかかる?

成長期の子どものほうが歯の移動が早いのは間違いありませんが、大人だからといって矯正できないということはありません。むしろ顎骨の成長が止まっているので治療計画を立てやすく、個人差はありますが治療がスムーズに進みやすいです。

それよりも自身のお口の中の状態や歯並びの状態が治療期間を左右するので、治療期間は人それぞれになってきます。

大人になっても出っ歯や受け口、ガタガタは治る?

大人になっても問題なく歯を動かすことが出来るので歯列矯正は可能です。大人の出っ歯や受け口、ガタガタも、矯正治療によって改善が見込めます。

大人になって歯列矯正を始める人はどれくらい?

年代10代以下20代以上
人数11千人69千人

歯列矯正を行っている人の大人と子供の割合
データ参照元:政府統計の総合窓口(e-Stat) 平成29年患者調査 歯科診療所の推計患者数,年齢階級 × 性・歯科分類別

2017年(平成29年)10月の調査では矯正している方の約4割が20代以上です。今や矯正治療は子どもだけが行うものではなく、大人も行うものであるという認識になりつつあります。

最近では透明なマウスピースを使用した矯正方法もあります。透明で目立ちにくいので、接客業や営業職など人前に出る事が多い職業の方でも始めやすくなっています。

大人の歯列矯正のメリット・デメリット

では実際に歯列矯正を行った場合にはどのような効果が期待できるのでしょうか。メリットとデメリットの両方をご紹介いたします。

メリット1:口元が綺麗になり、印象が良くなる

歯並びを綺麗にすることでコンプレックスが解消されて自信に繋がる方も多いようです。

また、歪んでいた口元がすっきりしてフェイスラインが整うことで第一印象もよくなります。プライベートだけではなく、人との交流が多いビジネスの場で役立つこともあるでしょう。

メリット2:虫歯や歯周病の予防に繋がる

歯並びが整うと磨きにくいところが無くなり、歯磨きがしやすくなります。歯垢(プラーク)が簡単に除去できるようになるので虫歯や歯周病の予防が期待でき、お口のトラブルを軽減できます。

毎日しっかりブラッシングをしているのに虫歯や歯周病にかかりやすいなと思っている方に歯列矯正はおすすめです。

メリット3:発音・発声がしやすくなる

歯並びの状態によっては舌を動かすのに支障が出てしまい、サ行やタ行などが発音しにくい事があります。また、唇が閉じにくかったり、歯と歯の隙間から空気が漏れやすかったりすると発音がうまくない場合もあります。

歯並びを整えることでこれらのトラブルがなくなり、スムーズな発音、発声が期待できます。

メリット4:胃腸の負担が軽減しやすい

歯並びが悪いとうまく噛めないため、どんどん食べ物を詰め込んだり、飲み込むような食べ方になりがちです。唾液が分泌されにくく、消化不良になりやすいです。

歯並びが綺麗になるとしっかりと噛めるようになるため、胃腸の負担が減って全身の健康に繋がります。

メリット5:顎関節症、頭痛、肩こり、姿勢の歪みなどが改善するケースもある

噛み合わせが悪いと頭部の位置が不安定になり、お口周りの筋肉や関節だけでなく、骨や神経にも負担がかかります。 

歯列矯正を行うことで、上下左右の噛む筋肉のバランスが整います。お口周りの筋肉や関節負担が減る結果、骨や神経の負担もなくなり、慢性的な顎関節症、頭痛、肩こり、姿勢の歪みなどの症状の改善が期待できます。

デメリット1:治療中は痛みや違和感が生じやすい

歯列矯正は歯に力を与えて歯を動かしていくので、最初の頃には痛みが出ることが多いです。だんだん慣れて痛みがなくなってきても、矯正装置の種類によっては矯正期間中は装着し続けなければいけないので食事のときに違和感を感じたり、談笑中に舌や唇に器具があたって不快な方もいます。

デメリット2:費用が安くはない

歯列矯正は自由診療になる事が大半です。保険外の扱いになるので自己負担する治療費が高くなります。

ただ、歯並びを整えることは全身の健康増進に繋がるため、将来的に病気になるリスクが減って病院にかかる費用も減ります。

長い目で見れば矯正治療は高額だとは決して言い切れません、矯正治療が高いのか、安いのか感じるのかは人それぞれです。

デメリット3:矯正中は虫歯や歯周病になるリスクが高い

矯正中は虫歯や歯周病になるリスクが高いです。特にワイヤー矯正の場合は矯正器具に汚れが付きやすく虫歯や歯周病になるリスクが高く、念入りに歯磨きをする必要があります。

もしケアを怠ってしまうと虫歯や歯周病を引き起こす可能性あるので、気を付けましょう。マウスピース矯正であれば、マウスピースを外して歯磨きが出来るのでワイヤー矯正よりしっかり歯磨きが出来ます。

デメリット4:ワイヤー矯正中は器具が目立つ(目立ちにくい器具もあります)

ワイヤー矯正では歯に金具を貼り付けてそこにワイヤーを通しますので目立ってしまいます。

ただ、最近では目立ちにくい金具・ワイヤーを使用したものや、歯の裏側に器具を装着するもの、そもそも金具を使わない透明なマウスピースを使った矯正などもあります。

矯正装置の種類については次の項目で詳しく書いているので、自分に合った装置を選ぶ参考になれば幸いです。

こっそり目立たず始められる方法も!歯列矯正の種類

ワイヤー矯正(銀色)

歯列矯正と聞いて一番最初に思い浮かぶのはこちらの矯正装置ではないでしょうか。

まず歯1本1本に「ブラケット」という金具を装着し、ブラケットに細いワイヤーを通して固定します。ワイヤーの湾曲を調整することでブラケットに負荷をかけ、歯を動かしていくのです。

3次元的に様々な方向に歯を動かすことが可能なため、適応症例が幅広く、最もスタンダードな歯列矯正と言えるでしょう。

ワイヤー矯正(白色)

銀色のワイヤーの表面を白くコーティングして、歯に近い色を再現したホワイトワイヤーを使用した歯列矯正です。通常のワイヤーよりも目立ちにくく、審美性が高くなっています。

ブラケットをセラミックタイプやプラスチックタイプのものと組み合わせることで、より目立たない矯正治療が可能になります。

白くて目立ちにくいという点以外は、銀色の矯正装置と治療効果や適応症例は同じです。

ワイヤー矯正(裏側)

歯の表側ではなく裏側にブラケットを装着する歯列矯正です。舌側矯正、リンガル矯正とも言います。

表側から矯正装置が見えないので矯正していることに気づかれず、矯正中も見た目を気にしなくていいというメリットがあります。

ただし、裏側に装着しているために舌を傷つけてしまったり、舌が装置にあたって発音がしずらくなるので注意が必要です。

高い技術が必要な治療方法で、そのぶん費用も高くなります。

マウスピース矯正

目立たない矯正装置といえばこれ!患者さんごとにカスタマイズした透明なマウスピースを使用した「マウスピース矯正」です。マウスピースを装着することで歯を動かします。

1日20~22時間の装着時間を定められていることが多く、ほぼ1日ずっと装着している必要があります。ですが、取り外しが可能なため歯磨きがしやすく矯正中も虫歯や歯周病になりにくいです。

ワイヤーや金具を使わないので金属アレルギーがあっても使用できます。ワイヤー矯正に比べて適応症例が限られていましたが、矯正技術の進歩によって現在では広範囲の治療が可能になってきています。

大人が歯列矯正を始める上で気になる知識をまとめてご紹介

ここまで大人の歯列矯正についてご紹介しましたが、「結局総額でいくらかかるんだろう?」「矯正ってやっぱり痛そう……」「どれぐらい時間がかかるの?」など、気になるところがまだまだあるのではないでしょうか。この項目では、そういった疑問をまとめてご紹介します。ぜひ矯正を始める上での参考にしてください。

価格はどれくらい?

歯列矯正を考える上で、最初に気になるのは「いくらかかるのか」ということではないでしょうか。

結論から言うと、歯列矯正治療費の相場は総額10万~170万程度です。価格にかなり幅がある理由は治したい歯並びの状態は個人差が大きいということが挙げられます。ちょっとした隙間を埋めたい人から、ガタガタの歯並びを整えたい人など矯正したい歯並びによって使う装置の種類や期間は異なるのでそれによって価格の変動があります。

症状にもよりますが、「マウスピース<ワイヤー矯正(銀色)<ワイヤー矯正(白色)<ワイヤー矯正(裏側)」の順に価格が高くなる傾向があるようです。また、自由診療になる事が大半なので自己負担する治療費が高くなります。

期間はどれくらい?

矯正期間は「1年〜3年程度」が目安になります。もちろん矯正期間には個人差があり、軽度であれば数ヵ月で終わることもありますし、重度の症状では2年以上かかる場合もあります。

矯正終了後は歯並びが元に戻りやすいためリテーナーと呼ばれる保定装置を付けて後戻りを予防する必要があります。保定期間は「矯正期間+6か月程度」が目安となります。これはどの矯正装置でも共通の期間です。

歯を動かす治療に「1~3年」、その後保定期間として「1~3年+6か月」がかかると考えてもらっていいです。

補足しておくと、保定期間は長ければ長いほど後戻りの心配はなくなります。「1~3年+6か月」が目安ですが、それ以上の期間も保定しておいたほうがより歯並びは安定します。

関連記事:マウスピース矯正の期間はどれぐらい?早く終わる歯並び、長くかかる歯並びの違いはあるの?

痛みはどれくらい?

矯正治療中に感じる痛みには個人差があり、一概にどれぐらい痛いのかはっきりと断言はできません。ほとんど痛みを感じない人もいれば、ご飯が食べられないほど痛む人もいます。

どのような矯正をするかにもよりますが、矯正装置装後は徐々に慣れていき、1週間程度で痛みを感じなくなることが多いようです。

痛みが酷いようであれば決して我慢せず、痛み止めを処方してもらったり、調整してもらうなど相談して対処してもらいましょう。

一般的に、マウスピース矯正はワイヤーを用いた矯正に比べて痛みや違和感、不快感などが少ないと言われています。

関連記事:マウスピース矯正って痛いの?痛みの原因や対処法、ワイヤー矯正との比較についてもご紹介

矯正歯科を選ぶコツは?

クリニックが通院しやすい場所にある

治療期間中に装置が壊れたり、痛みが突然出てくるなど何らかのトラブルが起きたときにすぐに対処してもらえるよう、通いやすいクリニックを選びましょう。

また、取りたい日時で予約が取れないと治療が進まないので予約の取りやすさ、診療時間も大切です。土日祝も開いているのか、何時から何時まで受け付けているのかなどもチェックしましょう。

複数の矯正方法を取り扱っている

歯列矯正では歯の並び方だけではなく、骨格やかみ合わせなども加味して歯の移動を行います。ワイヤー矯正が必要なのか・マウスピース矯正でも治療できるのか、個々の症状によって適切な治療方法を提案してくれるクリニックがオススメです。

「日本矯正歯科学会認定医」以上の資格を持っている

認定医とは、矯正治療に関して適切かつ十分な学識と経験があり、日本矯正歯科学会の審査に合格した歯科医師のことです。資格を取得するためには大学病院や研修機関での研修を経て、5年以上実際に矯正治療を行っていることや、学会での論文発表が必須です。

学会から矯正の知識と技術に優れていることが認められているたため、認定医以上の資格を持つ歯科医師が在籍するクリニックを選ぶと安心です。

認定医以上の資格には、より審査が厳しい「臨床指導医(旧専門医)」と「指導医」の2つがあります。

治療内容や期間・費用をしっかり提示してくれる

矯正治療を始めるに当たってどのような治療方法でどのくらいの期間がかかるのか、金額はどれぐらいかかるのか、治療計画をしっかり立てて説明してくれるクリニックを選びましょう。

説明が不十分であったり、内容が二転三転するような場合は気を付けましょう。

治療のメリット・デメリットもしっかり説明してくれる

矯正治療にはメリットだけではなく、必ずデメリットも存在します。事前に装置のメリットとデメリットをしっかり説明してくれる歯科医師を選びましょう。

相性のいい歯科医師がいるクリニックを選ぶ

矯正治療はすぐに終わるものではありません。平均して1~2年間は定期的に通院することになります。この先生になら任せられる、治療を受けたいと思えるような先生を選ぶことも重要なポイントの一つです。

初回カウンセリングのときにクリニックの雰囲気、スタッフの対応なども確認しましょう。

大人の歯列矯正で注意する点

大人の矯正治療を考える上で、注意しておかなければならないことがあります。何歳になっても歯列矯正は可能ですが、子どものお口の中とは異なる点があるためです。

歯周病にかかっているかどうか確認する必要がある

大人の、特に30代後半から40代以降で歯周病を発症する人が一気に増加することがわかっています。歯の土台となる歯肉が歯周病になっていると、歯を移動させるのはとても大変です。

また、重度の歯周病を抱えたままにしておくと、健康な人より歯肉が下がるリスクが高くなります。

初回カウンセリングで診査した結果、重度の歯周病が見つかってまずは歯周治療が必要というケースも存在しますし、矯正治療中も並行して歯周病の治療を行う必要があります。

歯と骨が癒着していて歯が動かないことがある

ごく稀にですが、骨性癒着(アンキローシス)といって歯と骨が癒着していることがあります。歯と骨がガッチリくっついているので、いくら力を加えても歯は動きません。症状に応じて歯と骨を引きはがす処置を行う場合があります。

自分の歯並びはどうなっているのか、どういった矯正治療が必要なのか、それは実際にクリニックで診査しなければわかりません。

まとめ

大人の歯列矯正は何歳になっても治療可能です。決して遅すぎるということはありません。

ただし、お口周りに問題がある場合は歯列矯正が出来ない場合もあります。

ご自身が歯列矯正できるかどうか、治療期間や具体的な費用を知るには歯科医師に相談するのが近道!

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  1. 透明で目立たないマウスピースを使った歯列矯正
  2. 世界34ヶ国以上の歯科医院で使われているマウスピースを採用
  3. 前歯だけでなく歯並び全体を矯正することが可能
  4. マウスピース矯正の経験豊富な歯科医院とのみ提携
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  6. 目安金額30~60万円。分割払いやデンタルローンにも対応

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治療内容:透明なマウスピースによる目立ちにくい歯列矯正です。
※千円以下の端数がある場合は、切り上げています。
※費用は治療当時の料金となります。
※自由診療となり保険は適用されません。
※歯並びによってはマウスピースによる治療が出来ない場合があります。

主なリスクと補足事項:
・歯の動きやすさには個人差があります。
・正しい装着方法で決められた時間以上装着しない場合は治療期間が長くなる可能性があります。
・咬合、歯肉退縮、歯根吸収等が発生する可能性があります。
・矯正箇所が元に戻る(後戻り)場合がありますので、治療完了後は後戻りを防ぐため、保定装置の装着が必要になります。
・装置装着後と通院における装置調整後は1~3日ほど痛みを伴うことがあります。
・歯の移動が大きい症例などには不向きです。

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